リムーバブルHDDを導入してみた


 というかぶっちゃけ数日前にPCが飛んだ。多分また電源。だって、いきなり色んなパーツがばんばん飛んでったしさ。HDDも三台まとめて死んだね!
 RAID1意味ねえええええ!!!
 つーか、あれですね。単一電源でやるRAIDに意味はあるのだろうか、という疑問が出てきたさ。まあTeraStationとか身内に買わせちゃった直後に気付いたのも何なんだけどね!
 電源はAntecのTrue550。二万しないような電源は駄目ですか。NipronとかZippyとか買えってことですか。コンチクショウ。

 IDやパスワードの入ったテキストファイルとかも飛ばしました。しかも油断してたんでバックアップが無い。
 結局あれだ。バックアップは取れってことだ。

 で、かなり放心状態だった俺だけども、過去を切り捨ててさっぱりしたと考えるんだ、と思い直すことにした。
 そして考えた。この後をどうするか。

 まず、待望していたCore 2 Duoは諦めた。まだ怖いしな。
 だがしかし、8/31にはPSUが発売なので、そこそこのマシンがいい。うーん。超久々にAMDで中継ぎマシンっぽくするか。

 また、自作はもうしない。飽きた。BTOで十分。
 いやまあそりゃね、全段5インチベイの変態ケースとかやってみたくはあるけどね。ああ、いいかもなあ。いやいやいや。まあまあ。
 冷静になると、動作チェックもしてくれるわ、謎の機能停止が起きてもPC丸ごとサポートに放り込めばそのうち直ってくるわ。しかも一年くらいは無料修理ですよ。BTO万歳。

 で、何となく居心地の悪い気持ちがしながらも、Athlon64 3500+な奴を見積もる。GeForce 7600GTも一緒に。メモリはDDR3200の1GB。OSは無し。金無いしな。Windows XPも余るしな。キーボードもマウスも全て無し。さすがに壊れなかったし。
 そして、お値段は十万をぎりぎり切りましたよ。素晴らしい時代だ。
 でも届くのは結構先になるようだが。まあblogの更新くらいは出来るからな。これでいいか。

 だが、肝心のバックアップ環境がまとまらない。今度こそは完璧な環境を目指したい。
 前回の環境は、RAID1で二重化はされていたが、それは物理的にも電気的にも極めて近い位置にある訳で、さらに論理的には単一ということになる。それは楽だったけど、まとめて飛びやすかったってことだな。はーやれやれ。

 そして、身内PCがことごとく同型電源を導入していることを思い出す。ヤバい。購入時期もそう遠くなかった筈。確かにそろそろ寿命が来ても不思議は無い時期だった。
 つーか、身内PCのバックアップ環境は全て甘かった。中でも俺環境が一番甘かったんだけど。まあ俺のが真っ先に吹っ飛んだのは良かったのかもしれない。他PCは事前に対応したい。
 で、電源はNipronの650Wの奴と、Seasonicの500Wの奴を買うことにする。用途に応じた使い分けである。

 そして残る問題はHDDのバックアップだが、物理的にはともかく、電気的及び論理的には隔離したい。eSATA外付けという選択肢は非常に有力だけど、割と邪魔。それよりリムーバブルHDDとHDDクローニングソフトの組み合わせがおいしい、と聞いていたのが以前から頭に残っていたので、色々な製品を調べてみる。
 リムーバブルHDDといえばアイオメガ。Jazとか2GBも入るんだぜ。という微妙なジョークは置いといて。今はREVってのが出てるのか。だからアイオメガから離れろ俺。
 もちろん俺が調べているのはアイオメガ関係無くて、そこらの3.5インチHDDをリムーバブル化する奴の話です。5インチベイに受け側スロットを設置する奴。
 色々調べると、ベアドライブそのまま突っ込むタイプの製品もあるらしい。男らしいな。
 でも、ラトックのREX-SATAって奴が、ベイに納めたままHDD電源OFF可能、IDE変換トレイもあるよ、ってんで気に入った。普段はベイに入れたまま電源切っておいて、バックアップする気分の時だけ電源入れればいいじゃないか。ホットスワップ対応環境なら、バックアップする直前に電源ON→終わったら電源OFF、なんて荒業も効いて最高じゃないか。物理的にはともかく、電気的にも論理的にも割と隔離状態に近い気がするし、これはもしかすると素晴らしいのでは。かなり完璧に近いかもしれない。水没とかには無力だが(笑)。
 クローニングは、ハードを組み上げてから適当なソフトを入れて試すか。

 ということで注文しようとしたが、ここで罠に引っ掛かりそうになる。
 REX-SATAは色々な組み合わせの製品があるのだけれど、IDE変換トレイがセットになってるSA-RCIDEって奴は何故か、SATAの転送速度がMax1.5Gbpsになっている。何でだ。
 まあいいや。IDE変換トレイは別に買って、本体はいっそアルミタイプにしちまえ。ということで、SA-RC1AとSA-35TRIDEの組み合わせに決める。そうだ母マシンにもSA-RC1Aを入れてしまおう。

 そして、注文したのだが、BTOマシンは後になるようなので、HDDリムーバブル化パーツだけが先に届いた。
 と、ここまで来て、ようやく今日の話になる。

 さてさて、まずは母PC環境の確認だ。
 えーと、SATAポートは二本。両方RAID1に使われてて、それがブートドライブになっているのか。RAID1はもう使いません。さらば。
 RAID1って、いきなり解除すれば両方単体で使えた気がするんだけど、怖いんでIDEポートに余ったHDDを接続して、そっちにクローニングを掛けることにする。ソフトはTrue Image 9.0の体験版でやってみよう。
 おお、広いパーティションから狭いパーティションに向けてクローニング掛けたのに完璧に動いたっぽいぞ。こいつはいいソフトかもしれんなあ。つーか今時みんなそうなんだろうな。とか言っててデータ壊れてたら泣くな(笑)。
 で、RAID1をバラして、リムーバブルのベイを組み込んで、無事動作成功。なるほど、これは良さそうだ。でも母マシンはM/BがSATA2対応じゃないからホットスワップ出来ないのが惜しいな。まあ、BTOで頼んだ俺PCがSATA2ホットスワップ対応だから、そのうち余った部品を母PCに移植するくらいでいいか。

 さて、こうなると、Standby Diskを導入したくなってくる。Windows起動したまま増分クローニングを掛けられるという実に素晴らしげなソフトだ。実は触ったこともある。んだが。
 たけえよ。一万二百九十円って何よ。いちまんえんはつらいなあ。ははは。
 うーむ。まあ、True Imageの増分バックアップでいいような気もするな。うむ。試してみよう。
 …時間掛かるなあ。速いとは思うけど。
 まーでも、一ヶ月に一度、寝てる間にやるくらいでもいいような気はするけどな。つーかダウンタイム一日程度は許容範囲だし、データだけ逃がせば十分な気もしなくも無い。
 となると、フリーソフトで十分だったりしなくもない。BunBackupとか結構いい感じだしな。まずはそれで行ってみるか。

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11 thoughts on “リムーバブルHDDを導入してみた

  1. あ〜ごん says:

    飛んだって話を聞いて外付けHDDを買ってきた(メルコのソフト付き)んだけど、最近のバックアップソフトって速いのな。
    何年か前に会社のHDDが飛んだ時に買ったバックアップソフトは、高々20GB位のバックアップをするのに再起動して何も出来ずに一晩掛かってたけど、今は80GBのバックアップに普通にOS使いながら2時間掛からない感じで。
    ただソフトがLimitedEditionなんで、差分バックアップとかできない…フルバージョンへのバージョンアップが7800円とか、それ普通に買っても同じなんじゃないか?
    あ、TrueImageね。製品版一万二百九十円かw
    みんなこの値段なのか?wつか中身一緒だったりなw

  2. みこしま says:

    いやいや、VectorのDL販売でよくよく探すと、True Image 9.0も5500円の限定販売版とか。2ライセンス10000円とか。
    しかし、確かに数十GBのバックアップなんて遅くて当たり前なのはあるかもなあ。そう考えるとStandby Diskの速度は凶悪だな。ダウンタイムもめちゃくちゃ短いし。
    Standby Disk環境で本気でダウンタイム削りたかったら、ブートデバイスまでリムーバブル化すれば再起動時間と等しくなるのか。裸HDDタイプなら速度も内蔵と同じだろうしなあ。
    とか考えていて、全段5インチケースが欲しくなった、という訳ですよ(笑)。

  3. みこしま says:

    よく調べたら超間違ってた。
    買った電源はNipronの500WとSeasonicの600Wだった。間違いすぎ(笑)。
    前者が事務機行き、後者が母PC行き予定。

  4. あ〜ごん says:

    なに〜>DL販売価格
    うっかり7000円で買っちゃう所だった。

  5. みこしま says:

    つーかTrue ImageとStandby Disk両方欲しいなあ(笑)。
    計16000円くらい掛かるのか。むーん。
    Standby Disk買ったら、バックアップの頻度も上がりそうだしなあ。True Imageの方がネットワークドライブに流すとか出来るのは嬉しいけど、NAS越しにイメージ流したい訳ではないし、データ流すだけならBunBackupで行けるっつーか既にやってる。
    Standby Diskでクローニングして、万が一のためのデータ保存はBunBackupで時々掛ける、とかでいい気もするなあ。そしてTrue Imageは買わないで済ます訳だ。これはこれでいい形かも。

  6. あ〜ごん says:

    帯域とかマシンとかに余裕があったら、VPNとかでうちとそっち繋いで相互にバックアップすると、物理バックアップにもなっていいよなぁとか思ったり。

  7. みこしま says:

    仕事のデータとかうっかりしそうで面倒じゃないか(笑)。
    むしろ、P2Pっぽい仕組みで身内の共有兼バックアップになるデータプールみたいなのが簡単に作れて、普段は普通のフォルダと同じように扱える、みたいなソフトは無いかなあ。

  8. あ〜ごん says:

    TrueImageだと暗号化できるんでその辺は大丈夫かなと>仕事データとかエロとか

  9. みこしま says:

    ふむ。まー現状のバックアップ体制もそう悪くない気はしなくもないが。うちバカみたいに容量使ってるしな(笑)。
    VPN自体が何気にかなり面倒そうな感じもするしなあ。

  10. あ〜ごん says:

    VPNはSoftEatherとかで…って有料になっちゃったんだっけか。

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