リビングに置く為にDeskMini 310で一台組んでみた


 リビングにPC(ASUS VM40B)置いてたんだけど、スリープからちゃんと復帰しなくなってきましてな。五年前の奴だし仕方なしか。

 つーか、リビングのこの手の機械は、PS Vita TVを試すとこから始まったのだよな。
 あれを試すことで、動画配信サービスをリビングのテレビで見られる便利さを知った。が、シークがまともに出来ない辛さも知った。

 で、VM40Bが目に入って、試しに買ったらそれなりに満足して。
 シークバーは本当に素晴らしいものですなあ。

 でも、半分壊れかけてきたんで、そろそろ潮時だなー、と。
 ACアダプター引っこ抜いてから、完全に素でブートさせれば立ち上がるんだけど、まー、近々壊れそうだし、壊れなくてもフリーズしまくりは不便すぎるし。

 最初は何も考えずに後継機っぽいのを探してたのだ。出来合いの省スペースPC。
 EPSONのAT10-VがHDMI対応してたら、DeskMiniシリーズに気付かないままだった気がする。さすがにDVI-Dと音声端子を頑張ってテレビに繋ぐ気は無い。
 結果的には、もっと安くて小さくて高性能でサポートの無い世界があったので、俺的には万々歳だったが。Chromecastとかでいいのかもしれんが、まー、PCじゃないと駄目なことがたまーにあるんで。

 つーことで、DeskMini 310である。
 モバイルじゃなくデスクトップ系列の中で最小、というのが素晴らしい。ASRockなのも楽しみ。欲しい物を作ってくるんで。

 DeskMiniシリーズを買うまではすぐ決まったが、310とA300で最後の最後まで迷った。違いは雑に言えばIntelとAMD。
 この二社については、どっちもまー、好きなとこもあれば嫌いなとこもあるし、商品価値を覆すレベルの思い入れは無い。
 ただ、片方にやたら入れ込んでる人が少なくないのも知ってはいる。めんどくせえ。世のレビューがノイズまみれで困る。でも頑張って検討したさ。

 ゲームする環境ならAMDを選んでいたが、ゲームはしない。
 AMDのFluidMotionが動画配信サービスにも効きまくるならやはりAMDを選んでいたが、基本効かないっぽい。将来効くようになるのでは、という期待も十分ありだけど。やってくれんかなー。こういう機能大好きなんだが。
 M/Bの電源回路は、310よりA300の方がいい物らしい。
 CPUの処理能力は若干Intel優勢っぽい。まあ正直余ると思うが。

 ここまでAMDが若干優勢だったが、メモリの相性で起動しないケース、SSDの相性で起動しないケース、というのを立て続けに見てしまい、どちらも本当っぽい為に「組み立てて動かなかった時のアレな心境」が鮮明に思い浮かび、DeskMini 310に決定。

 なお、他のパーツは↓な感じ。
 今回は楽天でほぼ全部買ったんで、高めだけどポイントが10-12%戻る。千円前後の奴はビックカメラとヨドバシカメラで。

  • ASRock DeskMini 310 ¥18,980
  • Intel Core i3-8100 ¥16,180
  • Transcend JetRam JM2666HSB-8G(DDR4-2666/8GB) ¥5,980
  • WesternDigital WD Blue WDS500G2B0B(M.2/SATA/3D TLC/500GB) ¥8,780
  • Windows 10 通常版 ¥16,900
  • SilverStone SST-FF123B(12cmファンフィルター) ¥842
  • 長尾製作所 SS-M2S-HS01(M.2ヒートシンク) ¥1,210

 計¥68,872で、ポイントが多分7000くらいは付くかと。期間限定だらけだけどな!

 数日後、全部届いたので組み立て開始。

 小さくて何かおもちゃっぽい。すげー。
 めちゃくちゃ簡単、とは良く言われてるけど、特に簡単とも難しいとも思わなかった。工数は確かに相当少ないけど。

 地味に面倒と感じたのがM.2取り付け。神経質極まるタイプなので、あんまり基板に触れたくないのよな…。でも、ヒートシンクも買ったから頑張らんと。
 静電気は電圧は凄いから、木とかコンクリとかの抵抗高い物でも触れれば逃げると聞くので、足を木の床に着けたまま作業。自分でも気休め感があるけど、神経質な奴には気休めは実効性高いのだ。
 そして、無事に取り付けの段となるも、M.2専用のネジが全然入ってかないなーと思ったら、M/Bのネジ穴がフィルムっぽい物で塞がってた。良く分からんがブチ破った。神経質って何?

 メモリとCPUはまるっきりいつものなので割愛。
 CPUは、ベアボーンキットのマニュアルだとプレート外すのが分かりにくいんじゃね、とは思った。

 最後にマグネット式12cmファンフィルターをペタッと貼って、Windows10のインストールメディアを作って、起動。

 フオーババババッフオォーバババッバッバッwwwww(轟音)

 うむ。どっかのファンにケーブル触れてる音だな。つーかCPUファンしか無いが。
 すぐに直す。ハハハ。バカめ。

 この時、ACアダプターのAC側を繋いだまま放置してて、ファンのケーブルを直した後にDC側をそのまま繋いだら「バチイッ!」と音がして光った。ぎゃー!!
 でも無事でした。あぶねえ。みんなは真似しないでね。しないね。

 その後は一見順調にWindows10のインストールが進むも、「ネットワークに接続しましょう」とかいう画面が出てしまう。LANを認識してない奴だ。めんどくせえ。ドライバー入れたら直る奴だといいけど。
 ここまで来ちゃうともうUSBから起動させるにも苦労するような後戻り困難状態なんで、仕方なくネットワーク接続は後回しにして、適当にローカルアカウント作ってインストール完了。
 そして、Intel I219-Vのドライバーを落としてきて、USBメモリから導入。ASRockじゃなくIntelの方の最新版を入れた。あっさりLAN接続完了。不具合じゃなくて良かった。
 Intel系はついでにドライバー&サポート・アシスタントも入れとく。

 ここまで来ればもう後は簡単。
 アカウントをMicrosoftアカウントに変更して、sMedio TV Suiteを入れて、Chromeも入れて、と。
 リビングのPCってほとんど何も入れてないから、こんなもんで終わりなんすよね…。

 VM40BはモバイルCeleron 1007Uだったからか、何だかんだで動画配信サービスですらパワー不足なんじゃないかと時々感じることがあったけど、まー、第八世代デスクトップCore i3になった今なら、重かったらサービスの方がおかしいと言えるだろう。
 つーことで、しばらくは様子見かな。
 ちょっと無駄にパワーありすぎな気もするけど、これ以上安くしようとしても数千円しか下がらずにコスパだけガッツリ落ちそうだしなー。こんなもんだろー。

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