ハードディスクは既に死んでいた


 前述の通り、SMARTで代替セクタ発生が検出されたので、WDのData Lifeguard DiagnosticsでExtended Testを実行したところ、終盤辺りでToo many bad sectorsとか出て止まった。ひー。普通にWindows動いてたのに。こえーこえー。
 たまたま最近バックアップを取ったばかりだったので、そこまで痛手ではなかろうと考え、どこが壊れてるかも分からない危ないシステムドライブのデータは破棄し、バックアップを使うことに。つっても十日前の奴だが。
 クローンによるバックアップなので、基本的な復旧は非常に素早く完了した。抜いて差すだけだしな。
 だが、十日分の作業の復旧がめんどくさかった。そこで約三時間。

 で、この経験から考え直すに、クローン方式の利点は復旧がものすごく迅速なことなんだけども、バックアップを取るのがだいぶ面倒だったりする。あれを毎日やるのは正直かなり時間に負担が掛かる。やってられなくなって、バックアップ周期もどんどん伸びてたし。
 つまり、クローンでバックアップしてると、トータルではかなりの手間が掛かるし、バックアップの間も空きやすくてきつい。俺の場合。
 こうなると結局、普通の丸ごとバックアップが一番なのかもしれないなあ。

 などと書いていて、ふと気付いた。OSとアプリはクローン、データはボリュームシャドウコピー、というのがベストなのではないか。
 あー、これ本気でやりたいなあ。ただ、パーティション切り直しになるのが若干めんどいな。NTFSだからUnix系のツールもちょっと不安だし、この手のフリーソフトをよく出してるEASEUSは所在地が四川省成都市とかでより一層の不安を掻き立てるのであった。バックアップ二台のうち一台を使って、Acronis True Imageのクローン機能をうまく調整すれば、思ったようなパーティション構成もやれそうな気はするけど。めんどくせーけど。
 つーか、SSDでも買ったら自動的にそういう構成になるのだから、それまでは普通の丸ごとバックアップでいいような気もするな。そうしようか。リストアが若干手間なだけだし。多分。レジストリとかちゃんと戻るのか不安だけど。

 で、バックアップに回っていたHDS721010CLA332をシステムドライブにした感想だが、

  • アクセスもねーのに常時ゴリゴリうるせえ
  • AAM調整不可でどうにもならねえ
  • WD1002FAEXの時との速度差がよく分からん
  • 回転数が同じならHDDの速度も同じようなもんか

といったところであるので、まあ、WDのやっすい7200rpmな奴をAAMで誤魔化しとくかなと。AFTじゃない奴で。ということはWD10EALSかな。¥4680か。悪くないですな。じゃ早速注文だ。

 今回のまとめ。
 バックアップは復旧の手間ばかり重視しても駄目でした。
 SMART警告ツールは時に激しく役に立つこともあると分かったので、家族PCにも入れて回ろう。
 何で俺の部屋のHDDだけが壊れるのか。他にも俺担当で数十台はPC調達してるのに。何で俺用だけが。

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