外付けHDDに走る


 つーかさー。
 REX-SATA(HDDモバイルラックですね)がぶっちゃけ、微妙に調子悪かったのだ。接触が悪いのか何なのかよく分からないのだが、たまに書き込み中にPC全体が固まるという謎現象が起きていた。一度固まるともうリセットボタンしか無い。しかもこの状態では、何度再起動してもまた書き込もうとした途端に固まる。読み込みが全く大丈夫なのは謎なんだが。
 まあ、たまにしか起きないからいいか、と思っていたのだが、PCが固まるのはやっぱり相当うざいし、そもそも何か怖いのでREX-SATAの電源を入れることも忌避しがちになり、結局はバックアップがどんどん疎かになっていたのだ。
 うちの環境は、例のRAID1同時死亡を食らった時点でハード的な二重化を捨てる方向に転換しており、データ救済はバックアップに完全依存している訳だ。なのにバックアップさぼり気味。HDDが飛んだら色々と真剣にヤバかったりもするのに。

 ということで、めんどくせーけど気を取り直してREX-SATAの電源キーを回す。バックアップ開始。見事に固まる。おいこら。
 しかも、かなり色々やっても全く復活しない。んがー。やってらんねえぞ畜生め。もういいや、うちのREX-SATAはリードオンリーデバイスとして生きていけ。

 つーことで、バックアップ環境を再度見直し。

 繰り返しになるが、まずRAIDは用途が合わない。現実にRAID1のまとめ死にを経験すると、「同じ電源と同じI/Fにぶら下がって常時同期してる時点でバックアップ代わりにはならん」とよく分かる。電源の寿命が来た場合とか、ソフト的な理由で大量にデータ吹っ飛んだ時とか考えるとなあ。RAIDはバックアップの代わりにはならない、ってのは身に染みてる。バックアップが無いと結局駄目、ってのも身に染みてる。そしてHDDはいつか必ず死ぬ。特に俺の部屋は寿命が短いようだ。くそう。

 ということで、外付けHDDかNAS、かなあ。前に考えてた時の対抗馬だな。

 eSATAにしてみたい気もするんだが、うちだとI/Fから買うことになるんだよな。まあ数千円みたいだけど。
 NASは便利そうだけど、俺PCのネットワーク接続速度をステータス画面で確認したら100とか出てました。一応1000対応なんだけど、まあどこかが足引っ張ってるんだろう。それにネットワークドライブうざそうだからいいや。
 つーことで、USB2.0でいいんじゃねーの、と妥協。eSATAも対応してたらそれはそれで歓迎。

 という方針で、適当に外付けHDDを探す。昔はアイオーが好きだったから、何となくアイオーから調べる。ふむふむ。倒れても平気なHDDか。こりゃ面白い。まー倒さないけど(笑)。
 実際これは需要あるんだろうか、とネットの評価を検索してみたんだが見付からなかった。が、その代わりに外付けHDDケースの話が目に入った。あー、そういえばあったあった。これだよ。こいつを買って、今まで使ってたバックアップ専用HDDを突っ込めばいいじゃん。最高じゃん。

 んで、そのまま世間の評判を漁る。冷やし系HDD検温番なる物が良さそうか。中はSATA、外はeSATAとUSB2.0。値段も四千円台と、そこまで高くもない。冷却能力も高いらしい。デザインだけが気に入らないが、まあ、慣れるだろ(笑)。
 つーことで購入。

 そして、届いたので開封すると、必要な物もちゃんと一通り入っていたのはいいが、何でドライバーまで入ってるんですか。いや、Windows用ドライバとかじゃなくてですね。ネジ回しですよネジ回し(笑)。よくよく同梱品リストを見れば、ちゃんとドライバーが入ってると書かれてる。意味分からん親切さだ。別にいいんだけど、これ省いて安くした方がいいんじゃないのか普通に(笑)。

 まあ、組み立てて接続して起動。バックアップ開始。何ら問題無し。安定動作っていいなあ。
 速度はまあ、USB2.0でも特に違いは分からなかったっつーか、どうせバックアップ仕掛けたら放置して寝ちゃったりするしな。よほどバカみたいに遅くなければいいんだ。それにバックアップソフトの処理が重いのか、転送レートが元々そんなに要らなかった感じ。ははは。
 で、このケースはHDDの温度とかファンの回転数とかも前面LCDに出るんだけども、ずーっとバックアップしてても最高30.4℃とか。PC側の内蔵HDDは平気で42℃とか行くんで、だいぶ寿命的にも違ってくる可能性もあるかもしれない。まあセンサーの誤差もかなりありそうだけど(笑)。

 とりあえず、導入初日では何も問題は無く、快適。
 ただ、デザインがなあ(笑)。赤い部分も黒で良かったんじゃねーの、とか。

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