HDDごっそり売り払うぜー


 仕事柄というか何というか。HDDが貯まるのである。数えてみたら27台もあるじゃないか。
 いい加減そろそろ売り払おう。

 何で貯まるかっつーと、よそのPCだの何だのの面倒を見ることが多いからで、廃棄処分の時にはHDDのデータを消去する為に抜き取っているのだ。データさえ消せばどう扱ってもいい、と確認を取った上で。
 で、zero fillで十分だと思うんで、zero fillしてSMART読んで、代替セクタなどが発生してない物は保管していたのである。静電防止袋(こんな奴)に入れて。今にして思えば、short self-testくらいはしても良かったか。
 そして、面倒なので溜め込んだままにしてたけど、さすがに多過ぎなので、売り払う方法を適当に調べたのだ。

 まず、HDDの中古って売れるんかな、と思って検索すると、ヤフー知恵袋のこんなのがヒットする。全員揃って「中古HDDなんぞ売れんわ、ジャンクだと思え」って感じだな。ぐぬぬ。
 で、オークションとかやるつもりも無いし、期待せずに中古ショップの買い取り相場を検索してたら、メーカー不問で2TB¥4000とか4TB¥9000とか、エンタープライズモデルなんかだと五桁価格とか、普通に見付かるんだけど。もちろん買い取り価格で。ははは。質問サイト怖いわー。

 つーことで、ごっそり抱えて秋葉原行きである。ただし3台は事情により出発前に脱落。
 24台を運ぶのはきつい。スーツケースに入れてガラガラ運ぶんだけど、昔から心配性で、HDDにあまり振動を与えると精神的にダメージが来るのである。停止してるHDDなんか相当余裕だろうし、運送業者はもっと雑に扱ってるだろーとも思うのに、分かってても駄目だ。
 よって、大事に大事に転がして無駄に体力を使いつつ運ぶ。店に着く頃にはヘロヘロ気味であった。

 店内には他の客は無し。動作チェックに時間掛かりそうだなー、と思ったので朝一番に行ったけど、この量だと普通に数日は掛かるとのこと。
 で、とりあえず故障品が無かった場合の査定価格を出すらしい。量が多いのでちょっと待ったけど、何だかんだで計二万円ほどに。
 仮の査定一覧を見た感じ、ほとんど容量で決まるっぽいなあ。Caviar Blackとかもほとんど付加価値無しの扱いだ。中古HDDの買い手はそういう感覚なのかも。つーかこのCaviar BlackってRMAの交換品だったな。やっといて良かったっぽい(笑)。
 あと、PATAが意外に高く売れるかもー、とかいう伝説を聞いたことがあったけど、普通にSATAの方が高かった。うむ。

 動作チェック待ちになると思ってたんで、その間は某私設図書館でも覗いて暇潰しでもしようかと思ってたけど、即帰宅可能になってしまったので、素直に帰宅。
 メイドカフェとか行ったことねーのよな。秋葉に行く機会もほぼ無いし、行っときゃ良かったかなー。

 そうそう、店から貰ったQRコードで査定状況が分かる、とのことだったんだけど、印刷が掠れてて、Androidの適当なリーダーを試しても全然読み取れない。QRコードは冗長度が高ければ多少欠けてても読めるけど、冗長度の低いパターンなのかなこれ。
 特に、「切り出しパターン」って奴が二つほどバッサリ欠けてるのが致命的かなあ。QRコードの四隅のうちの三箇所にある、「回」の字に似たパターンのことだけど。
 何となく試しに、鉛筆で切り出しパターンだけをちょちょいと雑に修復してみたら、読めた。見に行くと「査定終わってません」だけだった。うむ。査定終わったら電話来るらしいし、確認する意味無い予感。

 ということで、あとは故障していないことを祈るばかりである。
 何しろ、故障品は店で引き取らないから、俺が店頭に取りに行くか着払いで受け取るかになるらしいので、結構痛いのだ。さてどうなることやら。そういうこともあって、short self-testだけでもやっとけば良かったなー、と。
 あー、でも、もし故障品があったらまた店頭に行って、今度こそメイドカフェに行ってみる手もあるのか。うむ、それだな。

追記:
 一日で査定完了の電話が来た。ブランド不明80GB(¥100)x1と、Maxtor製250GB(¥600-700)x2が壊れてたらしい。よしよし、待ってろメイドども。
 しかし、Maxtorの壊れっぷり半端ねーな。これ多分MaXLineシリーズだぜ。長寿命という触れ込みで売ってた奴(笑)。うちでも結構な台数を持ってたけど、生き残ったMaXLineシリーズほとんど無いんじゃね?
 もうMaxtorは当分買わないぜー、と思っても既にSeagateに吸収されてるが。

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