Nginxが理解不能だった理由を理解する


 少し素直じゃないWebサービスをNginxで適当にカンで動かそうとして失敗した、というのがここまでの話。
 日本語だと定番設定のサンプルくらいしか見当たらないので、十倍疲れる英語時空に突入。NginxのWikiのConfigurationのとこが一番まとまってそうだ。そこからNginx Primerという記事に飛んで、ちょっと読んで納得した。適当じゃコケても不思議は無いな。
 つーか設計も面白そうだし、やはりもう一度試してみよう。まずはSaaSesの方で実験かな。

 で、結局NginxのWikiをひたすら読む展開に。入り口には「日本語」とかいうリンクが見えるけど、中身はほぼ翻訳されてないというオチ。
 しばらく読むと飽きてきたので、SaaSesの方にインストールしてみる。現在のstableは0.8.54、EPELは0.8.53、変更点を見ても問題無さそうなので、yumでEPELからインストールして、/etc/nginx/nginx.confを開いて適当に編集開始。
 えーと…。何だろうこれ。Wikiの駄目な設定例にあるような書き方が普通にごろごろしてんだけど。前回はこれをベースに適当に弄ったんだよな。そりゃ動かんだろ。serverブロックだけはスクラッチから書くか。

 と、ここまで楽しく進んでたのだけど、CGIサポートで悩む。NginxはFastCGIしか対応してないのだよな、そういえば。誰かがCGIを使いたがった時に「あー無理ッス」で終了、ってのもな…。つっても、Lighttpdでも今のところPerlにしか対応させてないけど、まあ要望があればバイナリでも何でも対応は簡単だ。多分。しかしNginxだとFcgiWrapを使うのが主流のようで、yumでちょろっと入れたいと思っても見当たらず。今回はyumで全て済ませる所存であるので。portsすら回避してtarball拾ってた頃が懐かしい。
 という訳で、まあ別に現状で困ってはいないし、さくら鯖はLighttpd+PHP-FPMを続行することに。残念ではあるが、焦る必要も無かろう。「理解出来なくて放置」という状態ではなくなったので、気持ちの引っ掛かりも無いし。
 つっても、一応設定してSaaSes鯖でNginxを動かしておいてもいいかもな。

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