前回のserverブロックの中に、
location ~ \.php$ { if (!-f $request_filename) { return 404; } include fastcgi.conf; fastcgi_pass 127.0.0.1:9000; }
このようなブツを追加したところ、あっさり起動。
…あっさりというのは嘘だな。この設定は、include付近をNginx Wikiのサンプルに合わせたのだが、EPELから入れたNginxに同梱されているfastcgi_paramsとfastcgi.confは微妙に違っていて、気付かずにWikiのサンプルを混ぜたらSCRIPT_FILENAMEを受け渡す設定がスッポリ抜け落ちてしまい、HTTPからPHPを叩いてもレスポンスヘッダしか返してくれない状態になって激しく悩んだのだ。エラーとは認識されていないので、INFOレベルのログまで吐かせても原因が分からないし。FastCGIの仕様は知らないが、これが仕様通りの動作なのかもしれない。バカな指示をしたからバカな動作をした、と。
という訳で、Osukini LTの方でもNginx+PHP-FPMが動く状態になった。せっかくだからWordPressでも入れて、今メインになってるさくらのVPSのLighttpd+PHP-FPMと比べてみるかー、と思ったのだが、結構めんどくさいんだよなあ…。実は既にOsukiniの方にもMySQLが入っていて、read-onlyのslaveとしてレプリケーションを行っているのだ。
つーか正直、Osukiniでもパフォーマンスには不満無いのかもなー、とか思い始めていたので、実際WordPressが体感でどの程度違うのかは比較してみたかったのだが。さくらとSaaSesのVPSの比較は、ネタ的にも面白そうだし。
追記:
書き忘れてたけど、PHP-FPMはもちろん別口で走らせている。この記事の時の設定を流用で。
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