Amazon S3の堅牢性とか転送速度とか


 S3の価格を見る度に気になっていたことがある。
ストレージ(99.999999999%の堅牢性を持つようデザインされています)
低冗長化ストレージ(99.99%の堅牢性を持つようデザインされています)
の表記だ。良く分からないが凄そうなこの確率は何なのだろう、と。
 調べてみると、一つのオブジェクトが一年間破損しない確率、らしい。なるほど。ちなみにS3の世界のバケットとフォルダとオブジェクトは、Windowsの世界のドライブとフォルダとファイルのようなものである。
 という訳で、「99.999999999%/年」とか書いてくれればもう少し納得しやすいのに、とか思ったが、まあ別にどうでもいいな。この数字はどっから出たんだよ、とか考えたらキリねーし。むしろ低冗長化ストレージの堅牢性の低さを理解する為の数字と捉えた方が良さそうだ。だって、年間10000個のファイルのうち1個が行方不明になるんだぜ。あ、今エロいこと考えました。そういうゲームもやりたいですなあ。最近エロゲー調べてねーなー。
 で、普通のストレージの方は、年間1000億個のファイルのうち1個が行方不明になる、という想定な訳だな。つっても、各種の天災や人災の確率を0とした場合の数値だろうけど、まあ、その辺を考えないことにすれば、宝くじなんか目じゃないくらい当たらんな。公営くじで一億円当たる確率は500万〜1000万分の1くらいらしいし。
 まー、低冗長化ストレージは大して安くもないし、俺的には存在を忘れてても良さそうではあった。

 んで、何となく管理コンソールからバケットの中身を見る。ふむ。オブジェクトのLast Modifiedは転送終了時刻ではなく開始時刻っぽいな。3GBの転送に5時間かー。つまり0.6GB/hで、14.4GB/dayか。んー。全体バックアップに掛かる時間は最悪二日くらい見ないとやばそうだな。
 恐らくアメリカに置いてるのも原因だと思うんで、理由が無い限りは東京に置くべきだろうなあ、と改めて思った。理由があるから仕方ないが。
 結局、週一回の一世代バックアップになりそうなので、月額50円/GBくらいになるのかな。まあ悪くは無いか。

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