Celeronさんは悪くなかった


 ケースが洒落にならない悲惨さで、Windowsも入れ直したい、という理由により、SST-KL04BとWindows 7 64-bit DSP版を注文するまでが前回の流れ。
 別に7を買わなくても、単にSSDにXPを入れて8を待つ手もあった、と後で気付いたけど、まあ、後述するけどちょっと面白いことになったので結果オーライである。それに8の評判微妙だしな…。

 ケースの入れ替えは、やはり面倒だった。一番きつい部類だなこれ。
 SST-KL04B自体の感想は、んー。悪くはないかなあ。思ったよりでかかったけど。2.5インチケージが3.5インチケージの中に取り付けられる、というのは試したかったけど、最初から使われているネジだと留まらないのと、ネジが他で使われてない形状だったのとで、面倒になってやめた、という経緯も。底面にネジ留め、ケースひっくり返さないと作業し辛い構造、という何とも扱いにくいケージではある。2.5インチ増設の時はケージ外さないで作業しようと頑張ることになりそうなくらい。でも奥側のネジが無理か…。
 あと、3.5インチHDDがひっくり返さないと固定できない構造になってて、基板が上向きだと気持ち悪いと一瞬思ったけど、他のパーツなんか基板上向きどころじゃない剥き出しっぷりだから実際はどうでもいいかも。
 まあ、送料込み7000円で買ったことを思えば大いに満足。でも、投げ売り価格じゃなかったらRAVEN辺りに流れそう、みたいな微妙さ。
 あと、今まで使ってたBTOケースのうるさすぎるファンをKAMA-FLEXに交換してたことを思い出して、ちゃんと外して入れ替えておいた。熱くなりそうなマシンではないので、増設でなく交換で。

 そして、SSDにWindows 7を入れる。まあ、ここは特筆すべき作業は無し。

 んで、作業完了して起動してみると、HDDで動かしてたXPと比べて超絶軽い。ヤバい。いつも使ってる2600Kマシンにはもちろん勝てないけど、かなり迫ってるレベル。多分どっちで作業することになっても気にならない程度。
 最初はほとんどSSD効果だろうと思ってたんだけども、Windows 7 64-bitも効果があるっぽい雰囲気。つっても32-bitアプリしか使わないんだけどさ。それでも、って感じ。
 SSD効果じゃない変化をはっきり体感したのは、何かIrfanViewが軽くなってたこと。はっきり試す為に、おっぱいをセンターに据えて連続ズームインを敢行したところ、XPの時はある程度の拡大率で急激に重くなっていたのが、7では最大ズーム率まで一気に飛び込めた。何だこれ。
 XPの時にスワップが起きていたなら、もっと極端に重くなるしHDDもガリッガリ言うから即分かる筈だけど、起きていなかったよなあ。そういえばマビノギでも、XPだとローディングが極端に重くなるケースがあったな。メモリ管理のせいとか言われてたけど。
 まあ、良く分からないけど、7にするだけで軽くなることは色々ありそうだ。ただ、SSD導入と一緒にやったせいで、どこからが7のお陰なのか良く分かりませんが。

 で、再評価。
 Celeronでいいんじゃね。マジで。ぶっちゃけ2600Kマシンとの違いが分かりにくいレベル。まあ俺のやる作業も軽いしな。
 CPUやメモリに負担を掛ける作業を多用する人なら、Celeronの弱さももう少し分かるのかなあ。レタッチで重いフィルタ掛けたりしまくる人とか、動画編集で遊ぶ人とかなら。俺の用途だとほんと分かりにくいです。
 あ、ISRT使いたいならCore i3は必要ですが。くそう(笑)。

 おまけで、Windows Experience Indexのスコアを。
 大体似たような環境。例によってビデオカードも無し。いや欲しいんだけどさ…。
Core i7-2600K + Z68 Pro3-M
Celeron G540 + H77 Pro4/MVP
 まあ、貼っといて何だけど、何も分からんなこれ(笑)。
 でも、下の奴にビデオカードを入れた日には何も不満無くてもおかしくない、というのは伝わるかもしれない。かも。

 あとはゲームでもやらんと分からんなあ。でも、さすがにこれでゲームやるならビデオカード欲しいけど。
 俺のPCでゲームやる機会があんまり無いんだよなあ最近。俺のじゃないPCでは結構やるんですが。

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