ベイジアンフィルタ


 ベイジアンフィルタでSPAM対策する話が出てきて以降、この種のフィルタの導入が一部で推進されていた。いや、今も恐らくされているのだろう。

 これらの導入はあまり良くない結果を生むと思っている。
 だってさー、機械がSPAMかそうじゃないかを文面で判断するんですよ。当然のように裏をかかれるだろうさ。
 例えば、かなり普通のメールっぽい文面の最後に、無難な文面の広告とURLを貼り付けるSPAMとかが既に登場しているし。つーか、さっき来たんで、思い出したようにこのエントリを書いてる訳だ。

 裏をかくSPAMが増える一方で、SPAMに使われやすい語句の入った普通のメールが弾かれる。
 日本の環境だと、英語のメールも内容を問わずフィルタにSPAM扱いされて抹消されそうだな。まあ人力で似たようなことをやっているのは確かだが(笑)。でも、似ているなら同じようなもんだろ、という考えは駄目だ。かなり駄目だ。ウンコとカレーを混同したらヤバいべ。←マシな比喩は無いのかと。

 えーと、何だっけ。似たような現象でも、細かい違いで大違い、って話だ。
 自分で英語メールをばっさりするのと、いつの間にか勝手に消えてるのとでは、とりあえず違うじゃん。後者の方が便利かもな、と一瞬思ってしまうが、いや待て待て。例えばそうだなあ、百万円が当選したり、理由は分からないが俺に惚れる人が現れたりしたとするだろ。ナイジェリア辺りの人とかがさ。
 そんなメール来たら即座に捨てるよな。

 で、何だっけ。
 そう、似ているなら同じようなもんだろー、という考えが危険だと。
 それはつまり、機械的フィルタの危険性にも言えることだが。下手な文面を書くと相手に届かないかもしれない、なんて冗談じゃない。「ウンコー」と一言だけの返事したりするのにさ。つーか今日はウンコネタだらけの日記だな。まあ俺の脳は最高に若いからな。義務教育とか受けてる感じの。
 脳だけじゃなくて身体も義務教育の頃だったらなあ。同世代を引っ掛けまくってさ。子供のやることですし。片方か両方が受精能力も無かったりするし。巧妙かつ一気に最後まで。

 で、何だっけ。
 えーと。

 つまり、SPAMへのアプローチは、文面を機械に判断してもらうような手法でなく、もっと純粋にプロトコル上で解決していくべきだと思っています終わり。つーか終われ(笑)。

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