俺PCのSocket 939なM/Bが死んだっぽい


 俺PCは、自作に自信を失くしてBTOに走ってみた時期の名残で、ツクモの何とかいう奴なのだが。
 数年前にお約束の電源死亡で交換して以来、それなりに動いてたけど、とうとうM/Bが死んだくさい。ASUS A8N-VM CSMなんだけど、電源を入れると長短短短のビープ音が鳴って起動しない。調べてみるとAWARD BIOSで、ビデオカードがないかVRAMエラーらしい。ビデオカードを抜いてモニタ接続を外しても同じ状態なので、オンボードビデオが死んだかなーと。それじゃM/B交換するしか無いべ。
 つーか電源とHDDとビデオカード以外が死んだの初めてだな…。しかもオンボードビデオなんて全然使ってない場所だったのに、何で死んだんだろ。本当にビデオが死んだのかなあ。まー寿命が来ても不思議じゃないからいいけど。

 つーことで、後ろ向きな気持ちでパーツ選定である。

 まずは、ビデオカードを使うかどうか、から考えてみよう。
 無しで行くなら、IGP性能が最上位クラスのCPUを狙うことになる。Llanoか、Intel HD Graphics 4000系か、だな。

 Llanoなら、最上位のA8-3870Kで決まりかなあ。CPU性能の厳しいシリーズだし。最安値は9000円前後。
 Intelなら、Core i7-2600Kを使ってきた経験上、俺の使い方だと4C8Tなんて全く要らないので、Core i5-3570Kか。それでもオーバースペックだけど。最安値は19000円前後。たけえ。
 Ivy Bridgeはグリスが気になるけど、カッターで切り込みを入れてからテレカみたいな柔らかいプラスチックカードで殻割りする技が比較的安全らしいので、いっそやってみても面白いかもなあ。

 んで、既に萎えてきているのだが。
 AMDは総合的な性能に不安があり、IntelはCPU性能が余り過ぎでお高い。不満の無い位置を目指した場合、無駄に金が掛かりそうでどうも…。それにIntel HDGのドライバはゲームやるには不便過ぎるんだよなあ。
 やっぱ、ゲームするならビデオカードありで考えた方がバランスがいいのだろうか。NVIDIAのKeplerが好評らしいし、それのミドルクラスが近日登場っぽいから待つ路線もありかも。ちなみにGT640は低性能過ぎるんでスルーである。

 という訳で、やっぱりビデオカードありで考えよう。
 となると、CPUはIntel確定でいいとして。ぶっちゃけ2C4Tでも2C2Tでもいいくらいな気がするんだよな…。Sandy Bridge以降でその条件に合うCPUは何だろう。Celeron?(笑)
 いや待てよ。Celeron G540とか結構いいんじゃねーの。何つっても最安値3500円前後ってのが超素晴らしい。2.5GHzでTB無しってのは寂しい気もするけど、シングルスレッド性能はA8-3870Kより微妙に良いくらいみたいだし(スレッド数は半分だけど個人的にはどうでも良かったり)、何よりマジ安すぎてCeleronさんスゲー。何か後ろ向きだった気持ちが前向きになってきたような気がします。
 少し頑張ってPentiumくらい買ってもいい気もするけど、そんなこと言ってるうちにCore i3-2120とか欲しくなっちゃってどんどん値段上がるからな。うむ。いやまー、その辺もコスパは十分いいと思うけどさ。ぶっちゃけマジで金無いからな俺(笑)。少しでも節約して、その分OMCでイラスト買って極楽を味わったり、TWでキャラ作ってみたけどやっぱり手が回らなくて投げ銭専用になっちゃったり、らっかみのシステムが良く分からなかったりするのがいいのであるよ。
 OMCの話は置いといて。
 せめてCeleron G550に、という考えも無いではないけど、この辺は割りきり所が難しいな…。

 で、Celeronで行くとなれば、TBも無いからH77で十分、となる。CPUを交換したことが一度も無い俺だから、Z77にしておく必要も無いだろう。ストレージの足回りは昔から最大のボトルネックだと思っているので、そこが弱いB75は避けたい。
 起動が速いPCはとても好きなので、またASRockかな。母PCのZ68 Pro3-Mは最初はIGPの不安定さに苦しんだけど、それが解決してからはかなり気に入ってるしなあ。
 という訳で、色々と見比べる。今の環境を考えると、DVI-D、SATAx4ポートは必須。ATX以下なら何でも。安ければH77でもZ77でも良い。となると、H77 Pro4-Mか。最低価格は…。在庫のある店が無いじゃないか。つーか在庫ある店で調べていくと、H77 Pro4/MVPの方が安いんですが。じゃそれで。最安値8500円前後。微妙だなあ。

 あと必要なのはメモリかな。Windows XPのまま使う可能性もあるから、4GBありゃいいんだけど…。
 うーん。4GB一枚だけ買っといて、後でデュアルチャンネルに、ってのも気持ち悪いしなあ。さすがにここは4GBx2にしとくか。
 ところで、静かな不具合、というのは一番怖い。壊れた時にすぐに分かって致命傷にもならないビデオカードなんかは気楽だけど、メモリは怖い。ごく稀にデータがこっそり変わるとか超怖い。メモリテストをしてもなかなか出ないこともあるし、経年劣化もある。こういうパーツは油断ならない。よって、品質の良さそうな物にしたい。
 という訳で、無難なはずのKingstonでバイト単価が一番安いのを調べると、やはり4GBx2だったので、それで。最安値3800円前後。

 おまけで、ISRTも導入してしまおう。ストレージのボトルネックはとにかく一番重視したいところだし、それなりに速けりゃ幸せだし、一度試してみたかったし。
 ISRTは64GBが上限な為、実績のありそうな64GBのSSDを探すと、Crucialのが無難げであった。最安値5500円前後。

 で、確定。

  • Intel Celeron G540 ¥3381
  • ASRock H77 Pro4/MVP ¥8360
  • Kingston KVR1333D3N9K2/8G ¥3480
  • Crucial CT064V4SSD2 ¥5250
  • 計 ¥20471

 はてさて、こんなんで性能は足りるのかどうか。2600Kマシンとの違いがどう出るか、微妙に楽しみではある。
 Llanoで一式、ってのも面白かったかもだけど。その場合、お値段ちょい増しでそこそこのビデオ性能が付きます、って感じになるんかなあ。

追記:
 ISRTにはCoreシリーズ必須らしい。何てこった。かなり失敗くさいじゃないか。
 まー仕方ない、Core i3買っちゃうか…。
 と思ったけど、他の手があることに気付いたので続く

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