Amazon S3からGlacierを使うアレをやってみる


 何かAWSでS3とGlacierの連携っぽいサービスが始まったらしいんで、軽ーく調べてみる。

 フームフム。なるほど。
 つまり、Amazon GlacierのAPIとは全く切り離されてて、S3にStorage Classが増えたような感覚か。Storage Classってのはあれだ、前にも「信頼性が低いけど安いよー」みたいな奴があったじゃん。あれに加えて「超安いけど取り出しは大変だよー」が増えたような感じ。
 アップロードの時は、Storage ClassをGlacierとして直接アップロードすることは出来ないようで、Storage ClassをGlacierにしたいオブジェクトを予めルールで指定しておいて、適当なStorage ClassでアップロードしてTransition待ちな感じ。
 で、Storage ClassがGlacierなオブジェクトは、ダウンロード以外は普通のオブジェクトと同じっぽい。ような気がする。知らんけど。少なくとも、Glacierな奴にStandardで上書きしたら、普通にStandardな奴になってGlacierにゴミとかも残らない、とAWSの人が言ってるのは見た。ような気がする。知らんけど。

 という訳で、うちのS3はバックアップ専用だし、基本的に出動しない最後の砦だから、アップロードしたら即座にGlacierにしろや、とルール設定しとけば良さそう。S3にバックアップするツールとスクリプトも、多分そのまま手を付けなくて良さそうな気がする。
 具体的には、AWS Management ConsoleでS3のバケットのPropertiesからLifecycleタブに行き、Add ruleからAdd TransitionでDays from the creation dateで0日にして、ルートのbackupフォルダ以下を全部Glacier化しときたいんでPrefixをbackup/に設定して、一応適当なNameを付けて、終わり。翌々日くらいに中身を見ると、Storage Classが見事にGlacierになっていた。めでたい。ルールを変えれば色々な応用が可能な予感だけど、うちでは他の使い方は当分無さそうかな。
 あとは、従来のバックアップツールが動くか、だなあ。試してからblogに書けよ、って気もしますが。その辺は、コストがどんだけ変わったかとかも含めて、いずれまた書いた方が良さそうだ。

追記:
 で、コストはこうなった

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