XMPlayを入れてみた


 Windows Media Playerで我慢してた頃もあったが、oggがどうもうまく再生出来なくて諦めてからは、まー色々と試しては乗り換えてたのですよ。色々と。そして、今回XMPlayという奴を入れてみたら、第一印象がかなり好感触だったり。
 俺的に重視したいポイントを何となく考えてみると、

  • Ogg Vorbis, FLAC対応
  • ギャップレス(シームレス)再生
  • 補間、アップサンプリング
  • UTF-8対応

といったところがすぐに浮かぶ。
 ギャップレス再生はずっと欲しかった。曲間でブツッとならない奴ですね。かなり俺の中では優先度が高かったのだが、対応してるソフトは他の機能が異様に弱かったりしたので、ずっと妥協していた。というか、今回ソフトを探した動機もこれなのだ。
 補間付きリサンプリングは賛否が分かれるかもしれないけど、まあ、あった方が遊べるし。
 UTF-8対応は、日本語タグとか表示されて欲しいよなあ、という程度だったのだが、そんなことよりm3uの中身がUTF-8でもCP932でも再生出来たことに驚いた。地味に困りつつも諦めていたのに。
 というより、適当に手持ちのプレイリストを放り込みまくっても再生エラーが全く起きない。もちろん対応していないフォーマットのファイルは入れていないが、ゲームのクライアントに入ってたファイルなどは、対応してそうなプレイヤーでもエラーで再生出来ないファイルが出てくることが多いのだ。
 お陰で、PSOのシームレスBGMなんかもう本当に久々に聴けた。遺跡とか大好きだったなあ。マジ鳥肌。続いてDF前の雑魚大群のBGM。やっべー、痺れるような懐かしさ。PSOBBのクライアントとか落とせば、今でも曲データの大半は入ってるのかなあ。PSOBB終了したけど、どこかにはありそうな。どうせなら、終了前にパッチ当てて全曲確実に拾っておけばよかったなあ…。

 という訳で、しばらく使うことになりそうなのだが、難点もある。全力で英語なのだ。言語プラグインなども作れない様子。唯一の非常に残念なポイントだが、まあ、設定するようなところはほとんど無いので何とかなりそうな。
 また、ヘルプやHTMLのマニュアルも無く、設定項目の意味などは添付のxmplay.txtにダバーリと書いてある、という何だか懐かしい配布方法だったり。いや、それで十分だとは思いますが。


謹賀新年みたいな


 あけましておめでとうございます!

 ふう。ヤバいっすね。誰が見てるんだろ、ここ。
 まあいいや。

 とりあえず近況をダイジェストで。

 仕事なす。激安でいいから、在宅の軽い仕事を探したいですなあ。

 ゲームはマビで月500円使ってるだけで、他は一切使わなくなったけど、今もその状態。気分転換はオンゲ触ったりフリゲ触ったり。フィアドラはやっぱりいいな。
 で、そのマビは、どんどん美点が崩れてきて、まあ独自性が残ってはいるけども割と既に惰性。人の繋がりが無かったらプレイしてなくても不思議は無いかも。

 プログラム書いたりするのは、まあ、Webアプリ一本作った程度で。

 ついったーは完全放置。ソーシャルな繋がりに惹かれない人間だとこんなもんか。業界繋がりとか積極的に作ろうと思わないタイプだからなあ。呼ばれりゃほいほい行きます。大事なのは分かってるから。自分から行こうという気分にはならないけど。

 レッズは相変わらずホームゲームは全部観戦してるけど、監督切りが決まった辺りから正直惰性。

 音楽は何かあったかなあ。ポートノイ抜けてたんだー、とか最近知ったくらいか。その辺りの言動を見てると、演奏以外はどうも好きになれそうにないなとか思ったけど。前の会社の社長の言動も断片的に思い出したり。あの人は仕事しなかったイメージですが。
 そうそう、トイレの神様という歌が肌に合わなかったなあ。無理。エロゲーで泣いちゃう俺でも無理。アルジャーノン読んだり秋桜聴いたりで簡単に泣けちゃう俺でも無理。あれで泣けない人の心が冷たいってんなら、俺はそんな冷たい心を誇りにすら思えます。

 とか何とか、時事めいたことを書いたついでに、最近だとあれですな、長島自演乙が勝った試合が笑えた。何あの完璧なカタルシス。
 まあ、その時間はガキ見てたんだけど。マンネリ気味だけどまだまだ行けるか。

 そんな具合で。今年も一応何とかかんとかよろしくお願いしたく。
 Sandy Bridge欲しいですなあ。


Dream Theater – Train of Thought


 たまには外出するものですね。Dream Theaterの新譜が出ていたことなんて知らなかったよ!
 で、購入して帰宅。良く見たら何か二年以上前のアルバムではないでしょうか。はっはっは。外出しなすぎげ。しかも次のアルバムまで出てるらしい。それも半年以上前にな(笑)。
 ちこっと知り合いの日記でも見れば一発で分かりそうなことに気付いてない訳で、結構ヤバげな気がしてきたが。一ヶ月くらい見てないなーと思ったら二年ほど見てなかったってことか。ウハー。
 まあホラ、知らせの無いのは良い知らせと申しますし。何がだ。

 で、とにかく再生開始。

 Dream Theaterの中ではAwakeが一番好きで、発売当時はもうアホのように一日中ループ再生していた俺な訳だが。Kevin Mooreがいないのはもう仕方ないと考えるなら、Train of ThoughtはAwakeに似た空気っつーか何つーのかな、かなり好きかも。
 そして、ループ再生を止めて我に返ると、Kevinの輝き、いや、燦めきを思い出してしまったりもしつつ。
 まあ、このノリにKevinをどうぶち込むのかという問題はあるが(笑)。でもなあ、見てみたかったなあ。

 まーでもかなり好みな予感。次の一枚も気になるが、まずはこれを飽きるまで再生してみよう。


カプコンミュージックジェネレーションLIMITED EDITION〜アレスの翼〜、コナミゲームミュージックコレクションVol.0


 最後にゲーム音楽のCDを買ったのはいつのことだろう。

 先日、あ〜ごんが「レジェンドオブゲームミュージック〜プレミアムBOX〜」という物を教えてくれた。
 確かに曲目の幾つかは素晴らしいものだった。サンダーセプター、エグゼドエグゼス、セクションZ、トップシークレット、サイドアーム、ギャラクシーフォース、サンダーブレード、トリオザパンチ(ネタ含みだろうけど曲も何気に良かったりする)、忍者くん阿修羅の章、MSXグラ2、といった辺りは自分の記憶にも残っている。自分は知らないが、ニンジャウォーリアーズやサイキック5も熱烈な支持があったように記憶している。
 さらにDVDも、故めぞん氏のグラディウス、やんちゃ姫氏のSDI無編集プレイ、とまあ、ふらふらと買ってしまいそうな懐かしいブツが収録されている。

 だが、アレスの翼やらフラックアタックやらが無いのはつまらない。こういうので「これが無い」を言い出したらどうにもならないのは分かるが、それにしてもなあ。
 それに、ゲーム音楽を今更楽しめるのだろうか、とも思っていた。ゲーム音楽から離れて後、それなりに色々な音楽を聴いた。

 アレスの翼ってCD化されてないんだっけ、という話になった。
 で、あ〜ごんが見付けた。インターネット通販専用だった。
 チャットで色々喋ってるうちに、勢いで注文していた。あ〜ごんも買うんで二枚。

 そして、一日か二日ほどで到着。
 早速再生してみた。

 俺が初めてそれを聴いた時と全く変わらずに響いた。
 懐かしく、しかも以前は分からなかった味も分かる。驚きだ。

 思えば、PCM音源の隆盛と共に興味が薄れていた。
 何でも鳴る音源によって、ゲーム音楽の音楽性を規定する条件は0に近くなった。だが、FM音源までは、それらは極めて特殊なテクノだった。今気付いたよ。ミニマリズムの反対を目指しながら、ミニマルな方向に縛られていく特殊さ。

 Area1の曲で痺れたが、その後はそうでもなかったので(笑)、勢いフラックアタックのCDも引っ張り出して再生。
 一番好きだったラスボス曲(Counter Sign – Last-Ditch Resistance)では、何か鳥肌やら涙やら出てきたよ。

 突然ですが、こんな話を書きながら全く唐突に「たけくらべ読みてえ」とか思って青空文庫開いたりする俺は変だろうか。
 そして、明治文学なんで読むのが普通に大変と気付いて我に返る。

 懐かしの名曲も、二時間くらい延々と流してたらさすがに飽きた。まあミニマルテクノと思えば納得だ。
 これはゲーマー時代にハマってたのも当然かもなあ。