Chromeの「新しいタブ」画面でブックマークレットが動かない


 ブックマークレットをたまに自作するんですよ。PBWには特に相性がいいんで。
 んで、すっかりChrome使いなんだけど、空ページはデフォの例の「新しいタブ」を開くようにしてるのさ。chrome://newtabって奴。
 だが、そこでブックマークレット発動しようとすると、さっぱり反応しないのである。何だろうこれ。

 Chromium方面で調べてみたら、chromeスキームのページではJavaScriptなURLを叩いても発動させない仕様、らしい。
 さらに、この仕様を変更する気は無いと書かれてて、いやその仕様は不便だし何とかならんのって誰かが言ったら、セキュリティの都合なんでブックマークレットとか作ってないでChrome拡張でも書きなよ便利だよ、と返されて終わっていた。いや、ブックマークレットはクロスプラットフォームだし、作るのも手軽だし、結構別物だと思うけど…。
 で、場合によってはdataスキームで解決する手もあるとか。こんな感じで。うむ。これはひどい。つーか良く思い付くな。
 でもこれ、ページ遷移させる前提じゃないと使えないし、現ページの情報を読み取って分岐する処理とかも書けないし、かなり狭い用途にしか合わないよな。そして俺の今の用途にも全く合わないのだった。
 「新しいタブ」も使い慣れちゃったし、ブックマークレットを使う時は適当なページに移動してから、にしとくか…。


MySQLをインストールしようとしてハマる


 暇になったんでSQLいじり再開すっかなーと。
 とりあえずMySQLをローカルで使えるようにしとこう、と思って、ちゃっちゃとDownloads(GA)からMySQL Community ServerのWindows(x86,64-bit)を落として、インストーラ起動して、インストール先をC:\MySQL\に変更して、Client以外全部チェック外して、どんどん設定進めて、最後にCould not start the service MySQLとか言われて止まる。んがが。おのれ。
 色々なところで検索しても、該当する例が出てこない。サービス名も被ってないし、古い設定も残ってない。セキュリティソフトを止めても駄目。何だろうこれ。
 悲しい気持ちで英語ページを探ると、Server Data Filesのチェックを外すとインストールでコケて困ります、みたいな報告がポロポロと。チェックしてインストールし直したら行けた。ほんと英語ページ行かないと解決しねーこと多いよな…。めんどくせー読みたくねー。
 翻訳ソフトはもう一つの上の次元に行けないんかなー。ブレイクスルーを果たせば金持ちへの道も見えそうだけど。あとついでに安全にデブを治す薬もください。


Celeronは所詮Celeronであった


 俺PCのSocket 939なM/Bが死んで、注文したパーツが来たので、続き。
 早速の格闘開始である。

 まずは、ふつーに入れ替え。まあ難しいところは無い。一番の難点は俺部屋が超汚くて作業スペースが無くて地獄なことか。PC一台を寝かせるスペースもねーからなあ。実にひどい。マジ片付けろ。
 蓋を開けた時、PATAケーブル乱舞な辺りには凄く不吉なものを感じたが。これ5インチベイのパーツは全滅だよな…。まあ光学ドライブしか使ってなかったからいいけど。あとFDDもお別れであるな。
 まあでも、ぶっちゃけハード交換はあまり語ることが無かった。体力は浪費したけど。

 問題はソフトである。
 Socket939からLGA1155への移行とかいう派手なことをする場合は、Windowsのクリーンインストールが定番であろう。だがしかし俺はクリーンインストールは大嫌いだ。時間コスト、リスク、環境が壊れる等のデメリットがどうにも肌に合わず、その割にメリットは曖昧で。しないでも安定して動くなら、そりゃしない方がいいに決まってるのだ。安定して動くなら、な。動くのか?

 今までの環境はAMD系でIDEでWindows XP。それをこれからIntel系でAHCIとかRAIDとかに移行しようってのに、Windows本体のインストーラを使う気無しってのは、さすがにクリーンインストール嫌いの俺でも結構無茶かもなーとは感じる。いきなりM/Bが壊れたから、前の環境も使えないし。
 つーか先にオチをバラすけど、CeleronじゃISRT動かないんですよ。そうとも知らずに「ISRTになったらすげー快適そうだよなーウフフフフ」とか夢見ながら奮闘する様をお楽しみください。

 まずはシャレでUEFIからIDEに設定しただけで起動してみた。普通に瞬間リブートである。うむ。然様であろうな。
 続いていきなり本命、F8ちょんちょん押してセーフモード起動。普通に起動しました。素晴らしい。ライセンス認証とか言われてるけどキニシナイ。まあ適当なタイミングで認証しとこう。
 セーフモードで起動させたまま放置してると、どんどん標準のドライバが入っていく。新しいハードウェアの検出ウィザードは放置またはキャンセル連打の完全無視の構えで。何かIDEドライバも自動で入ってるな。うむ。これ行けるんじゃね?
 自動インストールが一段落したら、デバイスマネージャで不明なデバイスを全部削除。この辺は古いM/Bのデバイスと思われる。セーフモードでしか表示されてくれないこともあるので今のうちに、である。
 そして普通に再起動すると、とりあえずIDEなら起動はするようになった。よしよし。

 続いて、チップセットINFやらネットワークやらの無難なドライバを入れる。
 IRSTはなるべく後回しにするものらしいので、AHCIとRAIDのドライバも導入。RAIDはISRT用だ。ここは面倒なので、SATAモード変更支援ツールでAHCIを導入し、RAIDドライバも入れてしまう。どちらもIntelのダウンロードセンターから落としてきたf6flpy-*なファイル名の奴を展開して適当に。何かやたら色々あって、一応ちゃんとH77マザーが対象に含まれている奴を選んで落としたけど、これ細かい違いとかあるんかなあ。
 再起動でAHCIでもRAIDでも起動することを確認したら、IRSTをインストール。うむ。どうやってもISRTが発動しねえ。
 しばらく悩んで、ようやく「CeleronだとISRTは使えないんだぜーバーカバーカ」という情報を得る。マジか。マージーかー。てめーこの野郎ー。
 ついでにXFast RAMも使えないんだけど何だろうこれ。呪い?

 まあ、そんな感じで、再インストールをしないまま割と簡単にAMD→IntelかつIDE→AHCIを完了させたのであった。完了してると思う。タブンネ。

 で。

 このマシンどうするよ、である。
 それなりに快適ではあるのだが、このままHDDで運用なんてのは、まあ、あり得ないのでな。SSDも買ったってのに!

 ISRTを導入したいなら、Core i3-2120(9600円)なりCore i3-3220(10200円)なりを買う必要がある。さらにCeleron G540もどうにか売り払いたいところ。うむ、めんどい。しかもWindows XPを継続使用となる。メモリ8GB搭載してるのに。つーか普段7使ってるから、最近XP動かすの正直辛い。
 ならば、普通にシステムをSSDにしてWindows 7 64bit辺りを入れればいいんじゃね、と。どうせいつかは通る道。XPのサポート終了も約一年半後だし。まあ、OS入れるんなら64GBじゃなくてもう少し大きいSSDにしたかったけど、でかいソフトを極力避ければ何とかなりそうな気もする。よしよし、それだそうしよう。

 つーことで、もちろんDSP版探し。Qoo10に韓国発送の2900円のとかあるけど、さすがにこれはおかしい気がするんで回避。
 んー、coneco.netで最安値のとこでいいかなあ。Professionalが12319円で送料無料、振込手数料105円か。悪くないんじゃね。んじゃ発注、と。Homeでも十分な気もするんだけど、標準のバックアップ機能がちょっと削られるらしいのが気になって。
 今回一番金食ってるのWindowsじゃね?

 さらに、ケースも買っちゃった方がいいんじゃないかな、と思い始める。だって今の状況ひどいぜ。SSDなんか取り付ける場所が無いから底面置きだしな(笑)。あ、3.5インチにしても取り付けられないって意味で。
 5インチのオープンベイもベゼルが無くてポッカリ二台分空いてるし、背面もブラケットのとこがいい感じに開いてて「隙間とか暗闇とか暖かいところなんかを好む例の虫をホイホイするアレ」とか思い出しちゃってとても不吉だし。トテモトテモネ。
 いやマジで。

 何だか一式買い直しに近い雰囲気を感じつつも、キーボードとマウス(半壊)と電源は使い回せるしな、と思い直して。
 ケースは最近SilverStoneがちょっと気に入ってるんで、もう一度行ってみよう。それに結構使い回せるパーツだから、少し高めでもいいかなあ。
 とか言いながらSST-RL01B-Wなどを見てみるけど、デザインがどうも肌に合わないのでやめる。最安値4000円は魅力的なんだけど、まあ、逆に怖くもあるか…。
 次にSST-KL04B。特価品が6000円で出てるな。送料1000円は痛いけど、それでも7000円なら十分安い気はする。もういいやこれでー。
 あとは光学ドライブだけど、あ〜ごんから借りっぱなしのUSB接続のを返さんとなー…。まあ、普段全くさっぱり使わないアイテムであるからして、どうしたものか悩むな。BDもだいぶ安くなったけど、そもそも使わんし…。少し様子を見るか。

 ということで、最後に新マシンの感想を簡単に。
 ストレージ性能以外はそれなりに満足しているかなあ。ゲームとかやったらどうなるか分からんけど。
 IrfanViewでフルスクリーン表示の画像を凄い勢いで超拡大して遊んだりしようとすると、2600Kと壮絶な差が出るのは残念。スワップしてる様子は無いんで、CPUキャッシュやメモリ方面の足回りとかなのかなあ…。ちなみにおっぱいとかにズームインする遊びである。ルパンダイブ的な気持ちで。
 まあ、悪くはないです。お値段を考えたら上等かと。あとは、SSDにWindows 7を入れてどう変わるか、かなあ。

追記:
 環境を整備していたらいつの間にかおっぱいズームインが2600Kとほぼ変わらなくなっていた。つーか普通に快適です。


Fail2banが動かなくなる理由が分かったっぽい


 Fail2banをとても愛用している。こいつが無いとlogwatchさんがやかましいの何のってな。
 だが、最近どうもちゃんと動いてくれない。特にApacheのbanが全く発生しなくなることが多い。何だろうこれは、と。fail2ban-regexでログとフィルタを突き合わせ、正規表現のミスでないことも確認したし。同種のツールの乗り換え先なんか見付かりそうもないしなあ…。
 ちなみに環境はさくらのVPS(v3) 1G / CentOS6である。
 Fail2banが古いんかなー、と思って0.8.7.1を入れても改善せず。うーむむむ。

 こんな現象はどこかで報告されてるんじゃねーの、ということで、検索してみる。ふーむふむふむ。
 ああ、もしかしてこれか。logrotateのファイル切り替え時にfail2ban側が追尾失敗する、って奴。これだろ。

 対策は色々な方法が書いてあったけど、どうもピンと来ないのが多い。その中で一つだけ、backendをautoからgaminに変えましょう、ってのがあって、何となくこれっぽい気がしたのでやってみた。autoでもGamin使ってくれるんだと思ってたけど違うんだろうか。
 で、/etc/fail2ban/jail.confを開いて、

[DEFAULT]
# -- この辺に設定色々 -- #
#backend = auto
backend = gamin

ってな感じにして、起動してみる。loglevel = 3なのでINFOも出てくるのだが、

2012-08-29 03:38:02,361 fail2ban.jail   : INFO   Creating new jail 'fail2ban'
2012-08-29 03:38:02,361 fail2ban.jail   : INFO   Jail 'fail2ban' uses Gamin
2012-08-29 03:38:02,362 fail2ban.jail   : INFO   Initiated 'gamin' backend

とか出てる。ってことはautoだと使われてなかったんかなあ。
 数日試してみると、logrotate発動後もban成功していた。これかー。

 という訳で、めでたく解決である。
 ぶっちゃけ最近までは単にLogwatch対策の気持ちだったけど、うちみたいな零細鯖でもブルートフォース攻撃は激化しており(まあVPSとかいかにも狙われそうって気もするが)、セキュリティ対策にもなってるかもしんない。どんなパスワード使ってるユーザーがいるか分からんしなー。シェル使えるユーザーはまともなパスワードしか使ってないとは思うけど。
 あと、Fail2ban monitoring Fail2banを導入して、何回も引っ掛かる奴を長めのbanに放り込むようにしとくと、かなりの確率で諦めてくれるようなので重宝していたり。


今更SQLを学び始めるとか


 Web屋なのにSQL知らんまま今まで生きてこられたが、とうとう必要になりそうな気配。
 ちなみにPHPも知らんのであったが、まーLLは適当でも行けるであろう。

 という訳で、その辺の入門サイトを読む。速攻飽きる。うーむ、何でSQLとは相性悪いんだ俺。
 まあ、とにかくMySQLでもインストールして、ちょこちょこ弄っていくか。