前にも書いたが、関東に大地震が来る可能性はそれなりに高まっていそうではある。やはり、海外にデータを置けるもんなら置いておきたいなあ。大したコストでもなかろうし。どうだろうな。調べてみようか。
まずはクラウド系から。
Google Docsは、ファイルサイズに1GBの上限があるっぽいし、ファイル形式の制限が回避出来るのかも不明。EPELでGDataを入れて自前でAPI叩く感じになりそうだから、無変換アップロードさえ可能なら分割操作自体は難しくもないだろうけど。価格は20GBでも$5.00/年と、非常に安くて魅力的なのだが。とりあえず、無料枠で軽く実験してみるのは悪くない考えかもしれない。
Amazon S3はかなり有望。s3cmdなるものがEPELから入れられそうだし、暗号化した巨大ファイルを置くのも問題無いようだ。価格体系がよく分からんが、公式の課金シミュレータに適当な数字を突っ込んでみよう。一週間ごとのバックアップなら大体30GB/月くらいの転送と考えて、ストレージの計算ルールは良く分からんけど30GB/月としておくと、$5.01/月くらいか。一ヵ月ごととかにするなら$2.00/月も切れそう。つっても、$60.00/年と考えると、Google Docsよりはだいぶ高いが。最大の難点は、俺がAmazon嫌いなことか(笑)。まあ、もっと安いとこあるんじゃね、という気分はある。そこまでガチなのは要らないんだよな正直。
Windows Azureも眺めてみたけど、Linuxでcronからスクリプトを起動してちょちょいとコピー、というイメージが浮かばないので、見なかったことに。
毛色を少し変えて、例えばGAEのblobstoreの利用はどうか。30GB/月の転送、15GBの保管と考えると、$5.25/月ってとこかなあ。検討対象外だな。
んー。バラバラすぎて何とも言えないが、将来さらに安くなるかもしれないとか、堅牢性が高いとかを考え合わせるならば、既に十分に魅力的ではあるかもなあ。何とかGoogle Docsに突っ込めればいいんだけどなー。異様に安いし。
Dropboxなどのあまりバックエンド向けでなさそうなオンラインストレージは、思ったよりも条件が合わなかった。つーか、インターフェースの付加価値なのか客層の違いなのか理由は分からないが、そもそも高いのだ。50GBで$9.99/月ですよ。いやまあ、半分のプランとか出したらAmazon S3とそれほどは差が無いけどさ。ただ、この系のサービスは転送速度が異様に遅いことも普通にあるっぽいし。
他に思い付くのは、Webサーバ辺りを借りてストレージだけ使う、とかか。素直な使い方ではないが、迷惑は別に掛からないとは思う。堅牢性は期待出来ないので、最後の砦としては微妙に頼りない気もするけど。海外という条件で一応探すと、例えばWeb Hosting Padというところが相当安いクラスっぽいんだけど、五年契約で$1.99/月、とか。うーん。容量無制限はいいけど、これならクラウドストレージを選ぶかなあ。
むー。Amazon S3っすかねえ。俺の好みでぐだぐだ迷ってる間に地震で飛びました、なんてなったら後悔先に立たずもいいとこだしなあ。ロックインの心配がある訳でもないんだし、別にAmazonでいいんじゃねーのかな、という気はしてきた。かなり。
でもまあ、先にGoogle Docsで実験かな。もう少し元気が出てきたら。