新鯖がいよいよ本格的に働き始めた話(復刻版)


 思えば今まで物凄い勢いで放置していた新鯖だったが、ようやくメールの移行も一応は完了。あとはDNSの拡散待ち。
 まあ、ほとんどのメールサーバはゾーン情報更新直後から新鯖にメールを送ってきていたが。割とキャッシュされてないNSが多いのかな。まぐまぐとかは旧鯖に送ってるみたいだけど。ああいう大規模なとこが頻繁にlookupしてたらやばいしな。あと海外のSPAMは割と旧鯖に来る。国内のSPAMは新鯖に来る。NSの設定の違いなんだろうけど。個人向けだからーとか、帯域が違うからーとか、色々理由があるのかな。
 ともあれ、まずはキャッシュ期限切れ待ち。今の設定なら一週間のはずなんだけど、ちゃんと機能してくれるのか不安半分。

 んで、新鯖のrootのメールを受け取ってもいなかったので(笑)、受け取る。
 そして、新鯖の定例メールを読む。ほほー、何やら脆弱なモジュールの一覧が出てるぞ。すげー。Windows Updateみたいじゃーん。つーかportsで入れたソフト全部出てくれるから、あれより便利なんじゃねーの?
 というより、喜んでる場合じゃないです。さっさと何とかしろ俺。

 でも実のところよく分かってないので、検索しまくる。

 ふむふむ、freebsd-updateなんてのがあるのね。ベースシステムの更新ツールっぽい。了解。早速更新。バイナリ差分を使うらしいんでやたら早いな。
 続いてportsの更新だが、portsnapとかいうのがあったらしい。知らずに必死にcvsupで更新したような記憶があるが。とにかくportsnapを使っちまおう。extractで初期化すればきっと平気だろ。んでもってportsdb -uするのかな。よく分からんが。-Uuは遅いらしい。それやるなら-Fuにしとけ、らしい。まあ適当にやろう。
 続いてportupgradeだが、全然動かない。X11BASEがどうのこうのと出る。make.confにX11BASE=${LOCALBASE}を追加しろ、とのことだが。ディレクトリの環境変数かね。LOCALBASEってのは/usr/localのことっぽいな。つまりX11BASEってのがLOCALBASEに統合されて消滅したのかな。まあいいや。/etc/make.confがそれっぽいんで、末尾にそれを追加する。走る。オーケー。
 続いてportupgrade portupgradeとかやったら、何かportupgradeが利用不能になった。うっは。cd /usr/ports/ports-mgmt/portupgradeしてmake deinstallしてmake install cleanしたら立ち直ってくれた。オーケーオーケー。たぶん。
 続いて、えーと、portversionとか見てみるか。何か依存性壊れてるらしいぜ。pkgdb -Fで修復するらしいんで修復した。楽しいけど怖いです。作業終わった時に鯖が動かなくなったらどうしよう(笑)。
 続いてportupgradeをちまちま一つずつ試す。portupgrade php5辺りからやってみるか。って、いきなりインストールオプションを選ばされるぞ。めんどくせえ。意味分かんねえ。適当にやっちまえ。
 その後もどんどんportupgradeを掛けて、autoconfがダブってたのをpkg_deinstallしたりもして、一通りportaudit様の警告(メールで送られてきてたのはこれの仕事だったらしい)が出なくなったところで、気前良くportupgrade -aで全更新。一部失敗したが、何故か適当にやり直したら通った。よく分からん。

 ということで、ようやくすっきりする。こいつは楽だ。いや、何かものすごく手間が掛かった気もするけど、それでも今までと比べたら物凄く楽だ。まして、今後は相当楽なはずだ。多分portsnap fetch updateしてportsdb -uしてportupgrade -aで終わりなんじゃ。あとfreebsd-updateか。そういやスタティックリンクしちゃってる奴はportsupgrade -fしろとか出てたような。そういうの困るんですが(笑)。いやマジでマジで。そりゃ理屈は分かるけど。マジで勘弁してください。
 あとは強いて言えば、ApacheとかPHPとかでいちいちインストールオプションを選ばされるのもめんどくさいな。まあこっちはいいけどさ。

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