試用期間ではメール送信制限があるので、本登録までは移転作業を完了出来ないことが確定しており、何だか少しだらけてきた。
本登録ボタン押しちゃえば今すぐにでも本登録になるのだが、試用期間ぎりぎりまで使うべきなのかがよく分からん。すぐに本登録してもちゃんと二週間分はタダなのかなあ。何しろ二週間分といったら420円分くらいに相当するからね!
千円札を拾うなの理屈で言ったら、普通に無駄な時間という気もしますが。
つってもあれ、収入がある程度あると、金を拾うことによるちょっとした時間の支出が1000円とは見合わないかも、って話だと思ったけど、金拾うのに掛かった分だけ単純に時間を消費するのだろうか。消費されるのは余暇の時間だと思うが。他にも、単純な時間と金の交換に留まらない影響は色々ありそうだ。
まあでも、パタリロは真面目にダイヤ売るべきだが。
技術
VPSもう一台要るかもしんね
セカンダリNS要るのかね、という問題について少し調べたら、RFC2182にちょっと書いてあった。要るのかもなあ。要らないかもだけどなあ(笑)。
まあ、曲がりなりにも多数向けネットワークサービスのはずであるne.jpドメインにセカンダリNSも無いというのはアレな気もしますな。さすがに。
ただ、さくらのVPSを二台となると微妙に落ち着かない金額になってくる。メモリ256MBでいいから、月額500円のエントリコースとか出来たらいいのに。多分NSと静的WebとFTPくらいしか動かさないし。最悪NSだけでもいいし。
NS要らないなら、某所のAtom鯖とか使う手もあるんだけどねえ。DDNSになっちゃうから無理ですな。つーかDDNS対応したらAtom鯖で大容量ストレージ使えるのか…。ちょっと魅力を感じなくも無いなあ。つっても別に10GBも使えれば十分か。初めて借りた専用鯖なんか12GBくらいだったような。
つーか、Atom自宅鯖よりさくらのVPSの方が処理能力はずっと高いらしいんだよな。恐ろしい。むしろそんなしょぼいのかAtomは(笑)。LPIAとか好きだけどさ。事務機とか平気でAtom入れてるし。職員の人は全然不満無いみたいなんだよなあ。むしろ違いがよく分からないという人すら普通にいる。用途の違いもあるんだろうけど。Youtubeとかも一切見ない訳だし。10年以上前のノリのソフトを使うんだから、10年前のスペックでも足りるんだろう。そしてWindowsだけが糞重くなった、と(笑)。
話を戻して、とにかく安いVPSを探してみようと思った。
応答速度は重視したいので、国内じゃないと少し厳しい。つーか、そうじゃなくても普通に国内VPSの価格破壊っぷりは異常だ。日本の狭さは回線インフラ的にはメリットでも、データセンターとかは逆に高くなりそうなものだけど。
で、月額490円のDTIと、月額450円のSaaSesが候補に残った。でもSaaSesは初期費用6000円、がただいまキャンペーン中につき3000円に。つまり、差額の40円が埋まるまで75ヶ月。六年ちょいですな。
DTIは評価がまちまちだけど、SaaSesはまあ悪くない様子かな。NSD動けばいいんで正直多少のことはどうでもいいけど。スペックも割とどうでも。つっても、正直SaaSesの方がスペックは良さそうというか、スワップ使える安心感はでかい。
一つ気になるのは、現在の状況だとDTIの逆引き設定は無理っぽいこと。v-123-45-67-89.ub-freebit.netなんて名前のNSはちょっとどうなんだろうなあ(笑)。SaaSesのは自由設定らしい。
HDD容量でもSaaSesは優秀なようだ。ふーむ。DTIよりSaaSesっぽい気がしてきましたなあ。ソラ箱とかいう無料サービスも気になるし。初期費用がちょっと重いけど。
結論としては、セカンダリNS必須じゃないならもう少し様子見でもいいんじゃね、ということで(笑)。
こんにちはNSD
どうもメモリ不足が怖いので、消費のひどい奴から入れている。
ということで、次はBINDかなあ、と。
Web+PHPが動いた時点で、軽くWordPressのダッシュボードに入ったりしてからfreeすると残326MB。悪くないが、BINDもメモリ消費的には油断ならない強敵だったような気がする。つっても無駄にキャッシュサーバとかも動かしてた時の数字しか知らんけど。
メモリの厳しい環境なので、キャッシュの類は有効性を見極めないと逆効果だ。MySQLキャッシュとPHPコードキャッシュは入れたけど。応答速度はある程度はこだわりたい部分だしな。ゲーマーですしな。つーかPHPのはどっちにしろ必須だろう。
ということで、この鯖の設定を考えるとDNSキャッシュサーバも無駄な予感がする為、コンテンツサーバだけの軽量な奴が欲しい。djbdnsのtinydnsとかが思い浮かぶが、調べてみるとdjb系は既にメンテされてないらしい。メンテフリーでも世界の側が勝手に変わっていくし、後継も目立たない様子だし、これならBINDの方がいいかなあ。
引き続き検索すると、NSDとUnboundというのがあるとのこと。tinydnsとdnscacheの組み合わせと似たようなことらしい。つまりNSDを入れれば俺の需要にぴったりだ。しかもNSDはルートネームサーバでの使用実績もあるメジャーっぷり。もうこれだろ多分。入れよう入れよう。
で、/etc/nsd/nsd.confを開く。よく見るとほぼ全部コメントアウトされてる。ドキュメントとか漁ってみるに、デフォのままでほぼ問題ないようだ。つーことでnsd.confはリネームで保存しといて、簡単に書き起こし。ゾーンごとにzoneブロックを作ればいいのかな。
そして、BINDで動いてるゾーン情報ファイルをそのままコピーして、ゾーンDBがバイナリだからビルドして、起動したらあっさり動作。何この簡単さ。コンテンツサーバだからnamed.cacheとかも要らないし、気楽でいいですなあ。
ただ、スレーブにする場合はまだ良く分からん。つーかセカンダリ要るのかな。NSが落ちる時は多分サービス全部落ちてるぞ(笑)。NS全部落ちてもDNS全体に迷惑とかは掛からない気がしたけど、どうだったっけなあ。調べておくか。
メモリ消費はどのくらいだろうと思ってfreeを見ると323Mだった。誤差程度か。いい感じですね。
さらばdenyhosts
さくらのVPSの使い勝手を中間報告
まだWordPress一つ動かした程度ですが。
パフォーマンス的には、うちのような零細運営なら割と余裕かもしれない。同居人にもよるが(笑)。安定してくれるかどうかはまだ不明だけど。
ちなみに/proc/cpuinfoを見たらC2D T7700とあって、ハード的には別に鯖向けってイメージではないのだなあ、と思ってたら、そういう表示なだけで本当は4コアXeonらしい。びっくりしたじゃないか。
Webのコンソールを何となく開いたらシリアルコンソールだった時が一番驚いたかも。普段は使わないけど、超便利。つーかむしろ、超安心。sshd死んだらどうしよう、という恐怖は常にあったからなあ。月900円未満で借りたリモートの仮想鯖のブートシーケンスがWebブラウザ上で視認出来る時代だよ。すげー。旅行とか行った先でも緊急対応なんかが普通に出来ちゃう。楽すぎだろう。
正直、海外は知らんけど、国内の他社は使う意味無くねーかこれ。
強いて言えば、すんごく軽い用途ならDTIの500円は価格的にありかもしれない。スワップが作れなくてメモリ256MBとかいう極限環境で足りる用途ならば。それでもセカンダリNSくらいは立てられそうかも。どうかな。静的ファイル専用のhttpdも追加出来ればかなり違うんだけど、パフォーマンス低そうだよなあ。きついなあ。
さらに、話を聞いてるとどうもDTIのVPSはだいぶヤバいっぽい。鯖貸し商売の経験値が違いすぎるのだろうか。黙って環境いじられたりするらしいし。それ下手にroot貰えても面倒なだけじゃね。設定を詰められないのにroot。超めんどくせー予感。
つーことは、もう一台必要になったら、それもさくらのVPSなのか?(笑)
ただ、スナップショットが取れないのは非常に残念。飛んだらどうしよう、という恐怖からはまだ開放されないようだ。
まあでも、バイナリパッケージ完全依存な方針にしたら、システムのほとんどのソフトをアップデートしても数分も掛からんから、設定ファイルだけしっかりバックアップしてれば全部飛んでもさほど苦労はしないのかなあ。
さて、この後はnamed入れてircd入れて、本契約したらメールも動かさんとな。
めんどくさいけど、色々な面倒から解放されていく感があって楽しいなあ。
一番大きいのは、十何万円/年の鯖代からの解放なんだけど(笑)。いやもう断然(笑)。