結論から言えば、恐らく特に問題は無し。
つーか俺の悪い癖で、ブログに書きたいおいしいネタがあると「よーし気合い入れて書かなきゃな!」とか思って、それが「はー気合い入れるのめんどくせ」に変換されて、しまいにはマビとかに逃げる。
今気付いたけど、絵を描く時もまさにそのパターンだな俺。
ブログも絵も、別に気合い入れなくていいから普通にやりゃいい気もするな。さほど変わらんだろうしな。いやまあ変わるけどさ。何つーのかな。別に作品発表会じゃねんだしな。頑張りすぎてMP切れちゃった感じだしな、前の日記の頃は。
まあいいや。ともかく、当日の様子を語ろう。
まず最初に、あの日は眠かった。完全に夜型になってたんで、昼間に出歩くのは実にきつい。
で、スクリット(下剤?)を飲むのは当日朝と指定されてたんだが、目覚ましで強引に起きたのが九時半。ちょっと遅いかな、と思ったけど、とにかく飲むぜ。
スクリットは前日夜に作って冷蔵庫に入れといて冷えたのを飲むと比較的飲みやすいよ、と説明されてたので、そうする。
最初はコップ一杯を15分以上掛けろ、と書いてあるので、まずは一口。ふむ、これも言われていた通りだが、まるっきり塩水の味だな。海水とか。世間で言われてるほどまずくない気もするな。
そして、二口、三口と飲む。順調である。
二杯目。…塩水味をひたすら飲み続けるのはきついな。つーかだんだん辛くなってきた。味は変わらんのだけど。本物の塩水だったら身体に毒な気もするしなあ。何か身体が拒絶してる感じだ。
三杯目。ここら辺からは約十分で一杯飲め、となっているのでペースアップ。したくないけどペースアップ。
四杯目。まずーい。もう一杯。とか思い出す。
五杯目。何か寒くなってきた。寒気がしたら医師に連絡、とかなってるけど、これは単によく冷えた謎液をがばがば飲んだせいだろう。なので暖房使用開始。
六杯目。そろそろ排便が始まってもいい頃と書いてある。全然何も来ないぜ。不安になるぜ。
七杯目。超まずい。
八杯目。まだこねー。医者に連絡とかめんどくせー。大丈夫か?
九杯目。きたきたきたきた何か来たよ。トイレ直行。
十杯目。約十分で一杯なんてペースは全然守れなくなる。トイレのせいで。あとまずいせいで。
十一杯目。便がただの黄色い水になった。そこまで来ればもう飲まなくていいよ、と書いてあるが、はてさてどうするか。
と、そこで気付く。あと二時間ちょいで検査じゃん。つーか出発まで一時間じゃん。それまでに下痢は止まるのか?
心配になったこともあるし、そもそも超まずいし、ということでスクリット飲用終了。速攻で捨てる。
その後、五十分くらい余裕で便意が続く。
これがまた、少しでも油断するといきなりピューと発射してしまいそうで実に怖い。立ち上がるのも危険であり、携帯ゲーム機でもありゃトイレに籠もってればいいんだが、GBAが見付からない。まあいいや。マビでもやってよう。くれぐれも気を抜くなよ俺。
つーか出発までに止まるのかよ、と思ったが、出発ぎりぎりになって便意が収まり気味になる。怖いけど遅刻も嫌なんで出発。
そして、病院到着の少し前にピューと行きそうになったが、こらえて病院到着。
尻から送られる漏洩危機警告信号を受け流しつつ、落ち着いた所作を作り上げて受付に向かい、保険証だの何だのを提出。そして落ち着いた声でにこやかに「トイレ使っていいですか」と伺い、ごく自然にトイレに到着。フー。達成感。
その後しばらく待って、検査室へ呼ばれ、尻に穴の開いた検査着らしきものに着替える。腸の動きを抑える薬を注射し、モニタが見える姿勢で横たわり、いよいよ医者登場。
つーか、ネットで検索した体験談だと、鎮静剤打ってぼんやりしてて何が何だか分からんうちに終わってたみたいな話だったんだが、特に鎮静剤とか打つ様子も無いんで平気だろうかと少し不安になる。でもまあ、うまい医者だとは聞いてたので、さほどの不安ではなかったが。
んで、肛門にゼリー塗って挿入。うむ。字面にすると実にアレだなあ。
でも何つーか、水前寺さんには申し訳ない気もするが、特に何というアレは無かった。膜とかも無いしね。うん。それはそれで何か違うよね。
しばらくはズルズルとカメラが進んでいく。微妙な腹痛があるが、まあ、鎮静剤とかに頼るほどじゃない。普通に軽い腹痛を起こした時の痛さか。これは腸が伸びて痛むということらしい。つーか実によく喋ってくれる医者である。面白い。
進んでいく途中で、肝臓とかも見せて貰う。腸壁は薄いので肝臓の色が見えるのだ。すげえ。
つーか、こんなに腸壁は薄いんだし、鎮静剤とか打って無理矢理カメラ入れるようなことしたら危ないって、みたいなことを言ってた。
そして、トータル四分未満で盲腸に到着。きっと早いんだろうなあ。
盲腸のところで、あれが虫垂だよとか、ここが小腸の入り口だよとか、ちょっとカメラを小腸に入れてみますよ、とか色々遊んでくれる。えらい楽しい。つーかすげー技じゃないのかこれ。もしかして。
その後、カメラを抜きながら調べていく、とのこと。なるほど、行きは入れるのメイン、帰りが観察メインなのかな。
んで、直腸辺りまで行ったとこでポリープ一個発見。切除。痛みは皆無。というか感覚が皆無。血は流れてたけどな。面白いなあ。
ポリープは、前に見たテレビによると、年齢が進むとほとんどの人に出来るものらしいんで、これは特に不安無し。
で、終了。検査費用は一万円ちょい。これはあれですね、ちょっと高いアトラクションとしても行けるくらい面白かったですよ。いい医者に当たったんだろうなあ。たぶん。
一番きつかったのはスクリットだなあ(笑)。次がカメラ入れる時の軽い腹痛か。あとは特に嫌なことは無かったような。下痢がめんどくさいくらいか。
そして帰宅。かなり空腹だったけど、がつがつ大量に食べるようなことは無く、普通に食べる。
あと、まだ油断は出来なかった。いきなりプピューと行きそうになるので。
そして、一日経過して、かなり平常に戻る。めでたし。
とまあ、こんなとこかなあ。結構お勧めな気もします。機会があればやってみては。
僕はコレで「人生で恥ずかしがる事はもう無いな」と思いましたよ?
楽しめるなんて、タフすぎて損はないですなぁwww
ピューw
1万円ならやってみたいなぁ。
胃カメラもやってみたいんで、上下からw
いやー、医者ではもっと恥ずかしいことが数回あったからなあ(笑)。これも下半身関係ですが。
胃カメラは昔やったけど、結構苦しかったような。あれも腕次第なんだろうか。
あと、胃カメラ入ってる時に喋るとやばいです。喋りまくってたら、後から「喉痛めますよ」とか言われて、先に言えよバカと真剣に思いました。それ以来、歌う時に高音域が出なくなったし。今でも軽く恨み中。
詳しいレポ助かります。来月検査を受けるにあたり不安で不安で…。何が不安かってスクリットです(泣)少しでも少なくなるように、一週間の献立を密に考えようと計画中です。
スクリットですが、塩水の味ですか?まずくて吐きそうにはならないですか?
11年前かー懐かしい。だいぶ記憶が薄れてきましたが、味はほとんど濃い塩水だったように思います。
子供の頃、ふざけて本物の濃い塩水を作って飲もうとした時は、身体が「これ毒だ」って即判断したようで(実際やばい)、我慢も何も無いくらい一瞬で反射的に吐き出しましたが、スクリットは俺の場合はそういう反射的なことは起きなかったですね。普通に我慢して飲むことは出来ました。
吐き気も無かったと思います。確か。むしろ味は恐れてたほどではなかったので(最初のうちは特に)、キンキンに冷やしたのは失敗だったかなー、とか当時は思ってましたね。アホみたいに大量に飲むんで、身体の芯から寒くなる方が結局は辛かったような…。冷やしてなかったら「こんだけまずいなら冷やしときゃ良かった」ってなってた可能性も多分にありますが。
みこしまさん、当時の記憶を呼び出していただいてありがとうございます!
とうとう明後日、検査が決行されます。今日の夜から明日の三食にかけてはほぼ流動食にし、スクリットをいかに少なくするか頑張ります (.`・﹏・´.)
濃い塩水…薬臭くて飲めないのでは?と不安でしたが、塩水ならまだマシな気がしてきました。何事もないとらいいなと思います。