マビノギやるならWin7なのかどうなのか


 前々から聞いてはいた。マビはVista以降(?)でやった方が激しく軽い、と。
 しかし、いくら何でも、今まで下手すると一分近く掛かっていたタラのロードが数秒で終わるとは思わなかったし。これ何だし。理屈が分からんぞー。そもそも何で今までこんな重かったのか、と不思議になるレベル。
 とは言っても、SSDで軽くなった面も恐らくは相当大きい。何しろ、マシンそのものの起動が20秒ほど。毎回シャットダウンしても気にならないレベル。下手なHDDレコーダーとかより速い。NP12のLinuxよりは確実に速そうな。いやはや。俺もこんなPC欲しいです。
 あー、そういえばASRockのInstant Bootとかいうのもあったなあ。入れてないけど。シャットダウンすると自動的に再起動して、勝手にスタンバイか休止状態に落ちてくれる奴。まあ、何もしなくても20秒で起動する訳で、無理に仕込む必要も無さげな。S3だと電気食うだろうし。S4じゃPOSTとかでほとんど変わらんだろうし。

 つっても、補助記憶の高速化だけで説明付くレベルじゃねーんだよな。XPだととにかく何かと重くて、ある程度長時間起動していたクラは落とすのに一分とか待たされたりすることがあるけど、今の環境だと結構遊んだ後でも余裕で即終了。謎だ。
 という訳で、マビをやるにはWindows 7がいいよ、と言いたいところなのだが、一つ気になる点も。
 マビに限らず適当に何かをしていると、時々画面がブラックアウトして数秒待たされてから「ディスプレイ ドライバー igfx が応答を停止しましたが、正常に回復しました。」などと出て復帰することがある。igfxはIntel HD Graphicsのソレである。何ぞ。
 検索してみると、NVだろーがATIだろーが出る環境では出るらしい。原因もよくわかんね。うーむ。GPUが忙しすぎて、OSからの問い合わせに答えられない場合もある、らしいが、どうなんだろうなあ。先にブラックアウトしてから、な気もするし。そうすると、ドライバが死ぬ→OSが検出して蘇生、という流れの可能性が高そうなんで、うーむ。
 つーかストレステストとかしてなかったんだよな。とりあえずOCCTを一時間走らせてみよう。OK。エラー無し。
 むー。初期不良扱いが通る間に、調べられることは調べておかないとなあ。memtest86+くらいはやっておくべきか。Prime95とかもかなあ。


母PCが変な性能になる


 何だかんだあったけども、6/10の夕方に全部届きましてな。
 もう辛抱たまらんので、即組み始めましたとも。

 ケースは古い古いAOpenの超安物を使い回しなんだけども。まーそんなにOCとかする訳でも無いですし。
 まずは旧M/Bを、それに載ってる全てまとめて取り外し。何となくZ68 Pro3-Mが収まる位置を確認しておく。microATXで組むの何気に初めてだしな。何となくな。
 問題無さそうなので、M/Bのマニュアル記載順に取り付け作業開始。最初はCPUだな。マレー産のi7-2600Kらしい。まー気楽にカコカコと取り付け。
 次はクーラーだな。忍者参であります。前情報を調べていた時、よく「でかさに圧倒されて、ちゃんとケースに入るか心配になった」みたいなのが書いてあったけど、事前に寸法も調べているのでビビるようなことは無かろう。と思いつつ箱を開けたらちょっと大きさにビビって心配になった。これはでかいなー。いや、リテールしか使ってこなかったからさ。でかいクーラーって初めてでしてな。
 んで、取り付け。よく忍者参はめんどくさいめんどくさいと書かれていたが、まあ、これもきっちり下調べ済みなので、特に苦労も無くヒートシンクの取り付け完了。ファンは事前に取り付けるか迷ったが、何とかなるだろーと思ったので、ケースにM/Bをまず取り付ける。OK。
 続いてファンの取り付け。変な針金で固定するのだが、何だこれは。いきなり難易度急上昇してねーか。図解を見ても良く理解出来ないんだけど。むーん。
 しばらく悩んだ末に、ようやくそれっぽい固定方法が分かってくる。説明し辛いけど。しかしこれ、一人だときついなー。まー頑張ろう。
 針金は二つあるのだが、一つ目は分かれば余裕で固定出来た。だが二つ目で異様に苦労する。視界が狭くなっててなかなか気付かなかったのだが、ちゃんと針金の中心がファンの中心に合ってないと死ぬほど硬くなる、という理屈に気付いてようやく固定に成功。ふう。
 で、ふと見ると、メモリスロットが非常に厳しい状態に。これDIMM挿さるんかなあ、と思ったけど、何とかぎりぎり行けた。
 気を良くした直後に、CPUファンの電源ケーブルが見事に届かないことに気付く。いや、無理すれば届くかもしれないけど。まあ無理するものでもないし、ファン付け直すしかねーわな…。針金との格闘も二回目はそれほど掛からなかったが、面倒ではあった。
 気を取り直して、どんどんコネクタを接続しまくる。Power LEDが2pinになってて一瞬悩むけど、3pinの端子もあって安心する。電源コネクタも挿して、M/B設置完了。よしよし。
 そして、安物ケースのシャドウベイを外して、SSDを設置。ケースにベイを取り付け直し…。何だこれ。あー。何だこのケースはー。物理的にどうやってもSSDがファンに干渉するじゃないか。スペーサーのケツがでかいのも一因ではあるのだが。おのれー。
 仕方ないので、ファンをまた取り外して、反対側に取り付ける。厳しい作業である。
 んで、何か光学ドライブがIDEでビビる。これ光学ドライブ無くね?

 まー後で考えることにするか。とりあえず組みおわったしな。んじゃ電源オーン。ズバババババババババババ(←効果音)
 ファンにセンサーのケーブルが触れてましたし。
 気を取り直して電源オーン。おお、BIOSみたいなのにマウスが使える。面白いですなUEFI。まあキーボードで操作しますが。とりあえずAHCIにはしとくべ。
 そして、設定項目が半分くらい分からないので、まずWindowsを起動出来るようにすんべ、と思って、光学ドライブをどうするか考える。んー。IDEとSATAをUSBに変換するキットで何とかなんないかな。やってみんべ。
 USBに接続して起動すると、電源LEDが一瞬点灯しては再起動、を繰り返す状態に。やばそうなので電源を切る。そして、あ〜ごんにUSB接続の光学ドライブを借りに行くことに。何か久々に見るあ〜ごんはお父さんっぽい雰囲気になっていた(笑)。そういうものなんですなあ。いやはや。
 そして、借りたドライブを接続して起動すると、電源LEDが一瞬(同上)状態に。あれ?

 落ち着いて考え直すに、USB Legacy Supportの問題な気がしねーかな、と。
 Z68 Pro3-Mのデフォ設定では、USB3.0はLegacy SupportがDisableされてて、その他のUSBはEnableされている。そしてドライブは(物理的に近かったので)3.0の端子に接続していた。んじゃ2.0の方ではどうだ、と接続すると起動に成功。あー良かった。これでWindowsのインストールに行ける。
 つー訳で、インストールして、付属メディアからLANドライバだけ入れて、ASRock公式からドライバを落としに行く。
 が、DLが糞遅い。さらに、でかいファイルだと何か途中で終わる。つーか、蟹音源ドライバがどうしても落とせなくて、メディアに入ってるドライバのバージョンを確認したら、DLの必要無かったし。
 適当にドライバを入れようとして、良く見るとIntelのストレージドライバがBIOSアップデートを要求するようなので、先にBIOSアップデートをしておく。そして簡単に設定を見直してからリブート。Windowsが起動しない。一瞬の青画面だけが見える。何じゃーこりゃー。
 スタートアップ修復だかを掛けてもシステムの復元をしても駄目なので、また落ち着いて考えてみる。ああ、AHCIに戻してねーよ!
 戻したら直りましたし。

 んで、ドライバを次々と入れていくのだが、ここではSSDの威力なのか何なのか、再起動が30秒くらいで終わるんで非常に楽であった。これは凄まじいなあ。
 SP1がWindows Updateになかなか出て来なくて悩んだりもしたが、単に何度もアップデート掛けてればそのうち出てくるようだった。つーかちゃんと理由はあって、特定のfixを適用後でないとSP1は入れられない、とのことである。なるほど。
 そして、一通り落ち着いたので、そろそろマビノギなども入れてみたかったが、とりあえず明日ということで。もう眠いし。


パーツが次々と届くが


 恐らく朝一番の配送で、M/BとCPUがそれぞれ到着。さらに、怪しい店の奴も余裕で10時過ぎに到着。あれ、6/10発送予定じゃなかったっけ。今見てももう情報が上書きされてて分からんな。別にいいけど。
 という訳で、M/BとCPUとOSだけが手元に。残るは全部Amazonである。プライムの人に頼んで全部お急ぎ便なんだけど、普通に一番遅いじゃねーかコラー。しかも、昨日の夕方に追加で頼んだCPUクーラーはせいぜい明日だろうしなあ…。リテールクーラーで一度組んでしまえ、という囁きが聞こえたりもするが、面倒なことはしたくないんだ。忍者参はM/Bごと外さないと取り付け出来ない訳だし。
 あと一日は激しく寸止めということですね。くそー。


忍者参も追加注文する


 最近はずっとリテールクーラーだったのですっかり忘れていたが、今回はOC前提の2600Kであるからして、クーラーくらい買えや、と。
 後からクーラーだけ交換でもいいんじゃね、と少し思ったけど、後から交換すんのって割と面倒だよなあ。
 というかですね。
 前に書いたかどうか思い出せないけど、クーラーごとCPUを引っこ抜いてしまうアレをやらかしたこともありまして。Socket 478なので、比較的簡単にラジペンで曲がったピンを直せて、何食わぬ顔で中古買取に持ち込んで動作チェックを待ちながら微妙に緊張していた思い出とかありますなあ。ははは。今ではあの店もヤマダ傘下で無縁になったけどさ。
 つー訳で、安いクーラーを探したところ、忍者参が安い割になかなか評判も良さそうなので注文。まあ、Windows 7が明日発送予定みたいだし、全部揃いそうな明後日までに届けば問題無いのだ。

 しかしこれ、トラブルが起きないようなら俺PCも2600Kで組むことになりそうな予感が。Maximus IV Gene-Z辺りでさー。後でIvy Bridgeに買い換えればいいんだしなー。
 というより、ケース買い換え予定なのだから、ぶっちゃけ一台分のパーツが丸ごと余りますな。サブPC組むかー。マビの2アカくらいしか使い道無さそうですが。というかそれはVMWare Player辺りで解決しそうな気もしますが。


Core i7-2600Kで一式注文した


 母に再確認して、そんなに無理に安くすることは無いぞーという話だったので、ケースと電源も交換すっかなあ、と。
 つーか今使ってる電源は何だろう、と思って母PCを開けようとする。どうせ開けるなら、余ってるGeForce 7600GTをGeForce 6800の代わりに挿しちゃうかー。数日後には全交換だがなーハハー。んじゃネジ回してー、引っこ抜いてー、7600GTを…。
 P4P800 SEですのでAGPですし挿さりませんし。
 元に戻しまして電源ON。えらい音量でビープ鳴りっぱ。やっべ。何か壊したか。
 と思ったけどGeForce 6800の補助電源挿し忘れてただけでしたし。

 電源はSS-600HTであった。Sandy Bridgeで使い回してる人の話とか無いかな、と思って検索してみると、だいぶ昔にリコールの情報が。マジか。ピン配列間違ってたって何(笑)。
 うまくすれば新品交換とか出来るんじゃね、と思ってサポートに問い合わせたら、不具合の無いロットでした。残念ですなあ。うーん。結構古いから、ついでに買い換えたい気もするけど、寿命は結構長めっぽい雰囲気だし、後回しにしてIvyとの交換にでも合わせるか。

 んで、めんどくさいけど安いショップを検索する。
 むー。どうやってもバラバラの店から買う感じになるなあ。送料はもちろん計算に入れてるが、それでも何から何までバラバラ。まあ別に、一つの店でまとめて買うメリットとか無いかもな今更。つーことで、五つのパーツを四つの店から買ってしまう。二つのパーツを買った唯一の店はAmazonである。嫌いなのに(笑)。
 最終的なお値段は以下のようになった。送料手数料など全て込み。

  • ASRock Z68 Pro3-M ¥12708
  • Core i7-2600K ¥25080
  • Corsair XMS3 CMX8GX3M2A1333C9 (DDR3 4GBx2) ¥7610
  • Intel SSD 320 SSDSA2CW160G3K5 (160GB) ¥25980
  • Windows 7 Professional 64-bit DSP/OEM ¥11890

 メモリは、昨日の日記ではTranscendと書いたが、Corsairに変更。つーかTranscendに深い意味は無かった。あんまりひどくなさそうならいいのだ。
 お店も、露骨に評判の悪い店は使わなかった。Windows 7以外は。Windows 7は駄目な店と分かってて購入(笑)。まーWindows程度なら大丈夫だろー。
 つーわけで、計83268円。アップグレード費用としては高めかもしれないが、見合うだけの快適さは得られるだろう。それに母は、高くてもいいけど買い替えは嫌、という人だからなあ。5年は引っ張れるだろー的な物にしないとならんし。今回も7年引っ張ったし。CPUのシングルスレッド性能の向上もそろそろ相当辛いだろうから、上手くすればもっと引っ張れるかもしれんけど。