謹賀新年2014


 秋葉のゲーセンで体感チャンバラで対戦してたら相手が銃に武器チェンジしてきて、相手のトリガー見ながら必死に全身を全力でうねらせながら何度も避けてたら、全力で柱に頭をぶつけて目が覚めた。何だ夢かよ。いてーよ。つーか布団の場所が悪いな。
 あけましておめでとうございます。もう2014年かよー。巻き戻せないっすかね、まったくもう。


俺部屋侵攻作戦その14 黒歴史の深淵


 最近ちょっと長いから短い記事を書くように心掛けたいなーと思ってるのにうっかり長くなるシリーズ。(
 普通に若干汚い部屋を片付けるだけの何でもない話です。謎の虫なんて聞いたことも無いな。←本当。
 ネットで検索して出てくる汚い部屋とは何か違うんだよな。俺部屋は物が多過ぎる上に、床に積み上げてたそれが地震で崩れた、というのが基本だから、ゴミ袋が大量に溜まってる部屋とかとは全然違う。とにかく物が多いだけ。特に本が。
 まあ、それで床掃除が出来なくなって、抜け毛やら埃やらも溜まって、いえ謎の虫なんて見たことも聞いたことも。←本当。

 前々回、最大本棚の隣まで来たが、あれから全然こいつの攻略に掛かることが出来ていない。何しろ、本棚前に色々な物がうず高く積み上がっているので、一番手前の上から二段くらいしか触れないのだ。
 本棚は細かく分解可能なので、このままでもある程度は進められるのだが、遠からず本棚の前も片付けなきゃならんのも確かで。
 つーかぶっちゃけ、今のままだとエロ漫画しか取り出せない。スキャナ部屋には誰でも入れるので、エロ漫画を電子化するには時間帯が限られる。

 ということで、本棚前に1mくらい積み上がってる物を少しずつ崩していく。
 何でこんなに積み上げたんだバカじゃねーの。

 そして、そこはあまりにも恐ろしい深淵だった。
 いや、今までもそんなんばっかりだけどさ。踏み込めば踏み込む程、どんどんヤバくなる。同人原稿が一番ダメージでかいと思ってたけどそんなことは無かったぜ。昔の絵なんかもうダメージ無いくらい慣れた(自分だけで見るなら)というのに、今回は書いてて変な汗が出るレベル。
 そして、昔の痛々しい記憶に触れまくったせいか、片付け作業をしてない時にもいきなり過去の身悶えするような記憶が突沸するようになってきた。きつい。人は誰しも、思い出すとゴロゴロしたくなるような記憶があるものだと言うが、こうも頻繁に思い出すと、あああ。
 まあ、仕方あるまい。子供の頃から、思い入れが少しでもあると捨てられなかった。それが今になって、俺の部屋の歴史のほとんど全てを掘り返す作業として返ってきた訳だ。

 例えば、お絵描き道具がぞろぞろ出て来る。あと例によって昔の落描き。これはもう普通に見てられるけど。
 ちょっといい感じの描きかけが一枚だけ出て来て、その時の心境がありありと甦ったり。途中までいい感じで描けると気持ちが空回りして完成しないんだよな…。失敗を恐れる感覚に似てた。何かめちゃくちゃストレス溜めてたのも思い出したし、最後まで思い通りに描けた夢の一週間が持続しなかったのも良く分かる。そこから心が折れる過程も思い出した。
 本当に描けてたんかなあ俺。あの時の絵が見たかった。描き終わってすぐに何の疑問も無く捨てたんだったと思うけど、その時の気持ちは思い出せない。

 当時の絵描き仲間とのやり取りも出て来た。年賀状とかも。この辺からザクザクと心に刺さってくる。ほんと絵が絡むとろくなことしてないからな俺。
 絵は無いけど、あ〜ごんの年賀状は面白かった。この辺はスキャンしておくべきか。

 その近くからは、鍵の掛かった箱も出て来た。思い出した、こないだ捨てた鍵はこいつ用だ。あちゃー。開けられないじゃないか。
 この箱は、最初は自作エロ絵の置き場に困って買ったけど、結局は全然違う部類の、どんな内容かちょっと言いにくいような写真集とかが入ってた筈だ。自作エロ絵の方はほとんど絶好調じゃないと描けなかったから、捨てたことは何度も残念に思ったけど、どーにもならん。つーかオリキャラ鉛筆絵でもいいからコピーして同人にしちまえば良かったんじゃねーの、って今では思うけど。後悔まみれだ。
 まあ、このままじゃ処分も出来ないんで困る。幸いデッドボルトは薄いし、隙間から普通に見えてるので、ぶった切ろう。
 金属の切断の道具は、100円ショップとかの安物じゃ厳しいらしいから、ハイスパイマンを注文してみた。813円なら十分安い。焼き入れ処理されてる金属は切れない、と書いてあるけど、切れない時はもう箱自体をぶった切るつもりで。
 そして、翌日届いたので早速使う。すっげー。かなり疲れはしたけど、あんなクッソ硬い金属を時間は掛かってもちゃんと切れたし、普通に刃こぼれ皆無だし、凄いんだなーハイス鋼って。これで三桁価格かー。まあこれより高いと電ノコに負けるか。
 中からは、早めに処分した方が良さそうな部類の本だけが出て来た。うむ。予想通りである。残念。

 本日の最後に出て来たのは、古い魔法少女もの関連。
 録画テープはまだいい。「パーツボックス」とか書いてある箱を油断して開けたら、セイカの着せ替えをきっちり切り抜いた奴が。ぎゃー。何やってんだ俺ー。さらに変身ステッキとか何だとかの玩具が山ほどあって、これをどうするつもりで入手したのか俺。
 もちろん速攻で捨てる。玩具はリサイクル可能だろうけど、さすがにパソコンファームに持ってく度胸は無いぜ。いやまあ、自分一人で持ってくなら全然平気ですが、人任せだから厳しいなあ。普通に燃えないゴミで出そう。

 思い出せる限りでは、これ以上の痛みは出てこないんじゃないかと思うけど、まだ普通に50cmくらい積もってて怖い。蓋を開く度に災いが出てくるからな。全部片付けたら最後に希望が残るのか。ははは。

 教訓。
 思い入れが薄まったら早めに処分しよう。いやマジで。


俺部屋侵攻作戦その13 最終鬼畜最大本棚


 床の見える隙間もほとんど無く、床上40〜50cmに至るまで、崩れた本の山に埋め尽くされた部屋。そしてその上に、または僅かな隙間に、積み重なる綿埃。
 そして最深部には、W120xD74xH133cmの容積を持つ、奥行きの深い奇妙な形状の、俺部屋で最大の本棚が在った。

 シリーズ開始から一ヶ月半。(
 とうとう前回、部屋の入口から最大本棚に向かう幅30cmほどの直通ルートが確立した。
 いよいよ、最大最強要塞の攻略開始である。

 まずは様子を見渡す為、装備無しで部屋に入ってみる。
 …瘴気がほとんど感じられないのだが。
 そういえば、前回陥落してリサイクル業者に送られたラジカセは、筐体内に変な埃がそれはもう大量に詰まってたけど、まさか。あれが残りの瘴気の大半だったとか?
 リサイクル業者は大変だなあ、と人ごとのように思いつつ、改めて最大本棚に意識を戻す。

 こいつを優先的に処理する理由は、その重量にある。ぶっちゃけ床が抜けたらマジでヤバい。長年全く問題無かったし、危険な様子も無いんだけどさ。心配性なのだ。
 まあ、中の本を抜き取って電子化していけば徐々に弱体化していくので、一割も減らせばほぼ安心出来るとは思うが。
 ただ、最大本棚の手前側にしかアクセス出来ていないので、奥側の重量を減らすには、手前の中身を抜いて本棚を少しずつ分解しながら進むことになる。
 更に問題は、本棚の上にも大量の物が載っていること。軽い物ばかりなので、片付けても安心感には繋がらないけど、順番的にはここからだろう。

 ということで、フル装備で開始。まずは本棚の上を片付ける。
 これがまー、凶悪な埃の山で。あと何故かM/BとかビデオカードとかMDとかVHSテープとか、電化製品っぽい物が多い。VHSテープはもう面倒だから処分だ。どうせ昭和な映像だ。
 さらに、サイズの大きい物も多い。由貴香織里カレンダーとか懐かしいっつーのな。試しに中古屋の買取価格を見たら150円とかだったから、面倒だし処分かなー。
 懐かしかったのは、450x600mmのカッティングマット。これを段ボール箱の上に敷いて机のようにして、へぼい絵を描いていたものだ。何でそんなことしてたんだろ。机を置くスペースが無かったんだったかなあ、本が多すぎて。

 しかし、高い所にある埃まみれの物を片付けてると、凄い勢いで埃が舞うのがヤバい。アレルギースペランカーには厳しい環境だが、マスクと手袋とゴーグルがあればさすがに結構耐えられるので、一気に行くぜー。
 一気に終わったぜー。所詮は本棚の上、やはり大した量ではなかった。埃だけは強烈なので、対策が確立している今だから楽勝だったけど、初期にやってたら地獄だっただろうな。

 次に、アクセス出来る範囲で不要な本が無いかを見てみる。特に、亡父の蔵書を引き継いだエリアが怪しい。西村寿行のハードロマン系とかはスキャンしとくけどさ。大藪春彦とかも。
 壊れたエアコンの取説とか要らんよな…。
 X1のハード解説書が二冊も出て来たけど、うーん、一応スキャンしとくか。恐らくは時間の無駄だが、捨てていいか悪いか分からない物を捨てていい物に確定させるのも電子化の効果であるからいいのだ。

 大半が本ではあるけど、何だかんだで本以外の物も出てくるものだなー。それを片付けるスペースが無いから、結局は電子化が先だけど。
 スキャナ部屋の待機列には、コミックコンプティークとばんがいちの山があるんだけど、要るのかこれ。埃の山から出て来た古雑誌とか、スキャナ殺しもいいとこだが。ううーむ。フィーダーのシューター側に埃吸着機構とかあればいいのに。あとガラス清掃機構も。完璧じゃなくてもいいからさ。


無駄な空腹感を忘れる方法を思い出す


 無駄な空腹感ってあるじゃん。俺そんな腹減ってねー筈なんだけど、何だか空腹感が湧いちまったなー、みたいな。あと、食事の数時間前くらいに腹が減っちまったー、とか。
 高校時代の俺は、それを瞬時に消す方法を心得ていて、気が向くと平気で二日くらい食わずにいた。
 でも、一日三食しっかり食べないと身体に悪いと言われて、その技術を封印するように心掛けてたら、すっかり忘れてしまったのだ。

 そして、時は流れ。ブクブク太る俺。もう一日三食とか信じねー。少なめの三食にしろとかアドホックなこと言われても、好き勝手食っては絶食してた頃の方が余程気楽だったわ。
 最近は何かどうも心臓に負担掛かってる気もするし、体重に歯止めも掛からないし、まずいなー、と。高校時代の食生活は駄目なところもあったけど、大筋ではあれに戻った方がいいのでは、と思い始めてはいた。
 でも、肝心の空腹感の消し方を思い出せずに長い年月が過ぎたんだけど。軽い吐き気と空腹感が重なった時にふと思い出した。
 そうだ、空腹感はある種の吐き気とすり替えられるんだ。

 そんなん出来ねーよ、とも言われたけど、吐き気を我慢した経験の多いスペランカー向けの技なのかもしれない。乗り物に酔う人も簡単なんじゃなかろうか。不要な空腹感が来たら「うえー気持ち悪ー」という軽い吐き気を思い出して、感覚をすり替えるのだ。
 この技を思い出した直後に試してみたら、普通に一日半は食わずにいられたので、無闇に乱用すると危険かもしれない。
 高校時代の俺は慣れてて、吐き気にすり替える過程も不要だった。全く苦痛無しに空腹感を消していたので、好きなもんを好きに食って、標準体重から+5kgくらいになると急に食べなくなる、みたいな雑なコントロールをしていた。成長期にやることじゃなかったなー、とは思うけど、今ならありかもなー。一気に標準体重になるまで絶食したら死ぬが。何十kgもオーバーしてるし。


俺部屋侵攻作戦その12 軌道に乗る


 西暦2013年。俺の部屋は本とCDと埃の山に云々。(
 要するに今日もまた部屋の片付けの話。

 昨日、スキャナを片付けたばかりなんだけど、今日ならパソコンファーム(電化製品の無料引き取り業者)に行けるらしいんで、体調も全然問題ないことだし、頑張れば何とかラジカセも片付けられないかなー、と。
 んで、ラジカセに向かう直線ルートを掘ってみると、10分足らずであっさりルート開通。くっそ早え。

 早速、ラジカセ上に40cmほど積み上がった本やノベルティの山を片付ける。
 ぎゃー。また出て来やがった、昔の落描きが。あと同人在庫も。でももう何か慣れてきたので、ちょいちょいと中を見てみる。ふむ。まあ大体予想通りだ。それにしてもクソ同人買っちゃった方には何度も言うけど申し訳ない。
 あと、前の会社の製品やノベルティやFC会報なんかも、わっさわっさと。この一帯はきつい物ばかりだな。
 で、まとめて捨てる準備。次の収集日に出そう。

 そして、ラジカセ回収に成功。カセットデッキやスピーカーの中まで埃が詰まっていて、掃除機じゃ全然無理。まあ、吸えるとこだけ吸って、簡単に拭いとけば十分か。リサイクル業者に出すのだし。
 さらにその周辺には、謎の鉄板とか、SCSIケーブルとか、10BASE-Tのダムハブとか、最高に要らない物が色々と転がっていたので、まとめて袋に突っ込んでおいた。
 ここまで、ルート開通から一時間半。はえー。

 で、パソコンファームに今度は俺も行ってみた。
 ふむ。思ったより狭いな。併設してる店とやらも、どこにあるか良く分からん。つーか本当にあるのだろうか。あの人たまに適当なこと言うからなあ(笑)。
 引き取りは全部OK。二人で行ったので、飲み物も二人分貰えた。実は結構儲かるんだろかリサイクル業って。
 んで、帰宅。特に面白くもつまらなくもなかった。うむ。

 そして、俺部屋は更に片付いた訳だ。
 何より、ラジカセ砦が落ちるということは、最大本棚へのルートが開通するということであり、それがスキャナ砦陥落から半日で達成されたのは実に素晴らしい。超早過ぎるぜ?
 物を減らす作業は遅いが、物を拭いて軽く整理して移動する程度なら早い。物を移動すれば、見える床領域の形が変わる。制圧面積が一定以上になると、物をほとんど減らさなくても制圧領域の変形だけで好きなルートが作れる。重要な戦略拠点へのアクセスも短時間で確立可能となり、拠点を落とせば次の作業も更に楽になる。
 自分でも気付いていなかったけど、既に軌道に乗っていたらしいなあ。

 まあ、今度こそ本当に、本を電子化しないと全く進まないのだが。こればかりは高速化する気が全然しねーわ。
 シートフィードスキャナにさー、ガラス清掃用のシリコンゴムローラーとかさー、じゃなきゃバキュームとか超音波とかさー、何かしら内蔵してメンテ負荷を軽減出来ませんかね。特にガラス清掃がマジ超絶ボトルネックなんだけど。