何気に手間取るIRC


 というか、こんな面倒だったっけircdって。portinstall ircだけで済むかと思ってた。
 つーか、IRCの仕組みを分かってないから手間取った、という面もあるかも。
 また、新鯖は極力portupgrade -aで済む形にしたいので、Makefileの編集とか*.hの編集とかは最終手段として封印するのだが、お陰で面倒でもある。まあ最初が面倒でも後々楽な方がいいからな。

 まず手間取ったのがircd.confなのだが、そーいやircdって鯖同士が繋がったり出来るんだったな。単純な独立サーバにしたいのだが、どうにも大規模向けな設定ファイルで悩む。旧鯖の設定ファイルそのままだと起動すらしないし。
 とりあえず、サーバID(SID)とやらが追加されて、日本は392で、末尾に適当に一文字付ける感じっぽいのかな。ということで、SIDを392Aと指定。さらにネットワーク名なんてのも指定させられるが、これはもう適当に指定。いいのかなあ(笑)。
 んで、起動はしたのだが、接続するとヤケクソに重い。これは覚えてるぞ。identの問題だ。iauth.confを適当に書き換えれば良かったはず。ということで、ident使うぜーとか書いてあるとこをコメントアウト。
 そして接続すると、今度はsplit-modeとか表示されてる。気になるタチなので調べると、このモードは鯖同士の連携が切れてる扱いっぽくて、チャンネル作っても@が貰えないらしい。困るじゃん。つーか独立鯖なんだからどうでもいいのに。
 どうすればいいのか軽く検索してみたが、ヘッダに触る方法しか書かれていない。うぜえ。

 この辺で何となく、このソフトは俺の好みじゃない気がしてきたので、別のソフトを適当に探してみる。ふむ、ircd-hybridなんてのがあるのか。オーケーオーケー。それ行ってみよう。書き換えたconfを削除して、pkg_deinstall ircして、portinstall ircd-hybrid、と。何やらircd用のユーザーを作らされたぞ。いいことですね。作れ作れ。
 んで、/usr/local/etc/ircd-hybridに入って、simple.confをircd.confにコピーして、ざざーっと書き換える。
 そして、/usr/local/etc/rc.d/ircd-hybrid start、と。

 起動しねえ。
 メッセージすら出ねえ。

 どうにも訳が分からなかったのでアンインストールして、しばらく考えた結果、やっぱこれ使うのがベターなんじゃと思い直してまたインストールする。馬鹿である。
 で、インストールのログの最後の辺りに、何気なく「/etc/rc.confにircd_hybrid_enable="YES"を必ず追加しようぜ」みたいなことが書いてあった。これが無いと手動ですら起動しないようだ。こんちくしょう。
 そして、追加して起動スクリプトを呼んだら、スタートしますよーというメッセージが今度こそ出た。オーケーオーケー、IRCクライアントで接続だ。

 繋がらねえ。

 ps auxww | grep ircしても引っ掛からないし、/var/run/ircd/ircd.pidも出来てないんで、どう見ても起動してないです。
 つーことで、/var/log/ircd/ircd.logを見る。SIDがinvalidだそうな。うぜえ。
 サンプルファイルを見るに、ircd-hybridのSIDは三文字らしい。ふーむ。ということは392なのかなあ。まー392で。

 で、今度こそ動く。おめでとう俺。これで更新があっても楽になるぜ。
 ということで、近日中にいよいよWebとIRCの全面切り替え予定。そろそろやらんとマジで旧鯖停止に間に合わないしな。
 まあ、WebはともかくIRCは全然使ってないから、問題があっても自分では気付けない可能性が高いのだが。ちゃんと動くといいなあ。


少しやる気が戻ったので文字化けを何とかしたくなった


 こないだ吹っ飛んだ時、バックアップからリストアしたのだが、一部が文字化けしていた、という話を書いた。
 特に「〜」が化けていて、「あ?ごん」とかなってて面倒だった(笑)。放置してもいいかとは思ったけど、手作業で軽く修正しておいたのだが。
 他にもちょくちょく化けてそうだったが、さすがに原文と突き合わせて調べるのもかったるいので放置していた。

 んで、やっとblogに触れる気力が回復してきたので、何となく考えた。

 移行する時に吹っ飛んだのは、phpMyAdminでバックアップを掛けた→ぐちゃぐちゃに化けたバックアップファイルが出来てた→確認もせずに油断してて余計な作業をしまくった→戻せなくなった、というアホな作業をしたからだ。つーか吹っ飛んでリストア不能なんてのは基本的にアホの所業である。
 一方、WordPress Database Backupプラグインで作成したバックアップは無事機能した。つーか読み込めた。
 ということで、phpMyAdminを通すと化けるのではないか、という仮説が。オーケー、他の復元方法を調べてみようか。

 んで、調べる。
 ふむふむ。どうやらmysqlにそのまま食わせていいらしい。

> mysql -u root -p password wordpress < backupfile

などというコマンドラインを提示されたので試してみたら文字化けも無く成功。万歳。ついでにphpMyAdminも消去しよう。シェル使えるんだからWebインターフェース要らんよな。
 で、history -cしたが、気持ち悪いので軽く試行錯誤した結果、

> mysql -u root -p
mysql> use wordpress
mysql> source backupfile

で行けた。おめでとう俺。つーかrootじゃなくても行けそうな気もするが。まあ次の機会にでも。

 んで、適当に生きてるエントリを復元して終了。ふう。少し慣れてきたかな。
 つーか、バックアップ取るのも自前で行けるんじゃないのか。と思ったけど面倒なだけか。でも一応調べる。

> mysqldump -u root -p --opt wordpress > backupfile

だけでいいっぽいな。
 ということで実験してみると、phpMyAdminと同じ化け方になる。何だってー。

 そして少し調べたら、

> mysqldump -u root -p --default-character-set=binary wordpress > backupfile

これで行けたっぽい感じも。つーことはphpMyAdminもバイナリを指定してやりゃいいのかな。まあいいか。シェル便利だし。


ブログの移行に大失敗して超ショックなことに


 えーと。

 一週間ほど巻き戻りましたハハハハハハハハちくしょうちくしょう。
 ちくしょう。
 コメント入れてくれてた方にも申し訳ないけども、まあ、あの二人だから別にいいか(笑)。でもやっぱすんません(笑)。

 つーかEUCからUTFに移行したかっただけなんですよ。EUC版はどうも色々と問題あるようだし、本家版に移行するにもEUCだと無理っぽいし?
 んで、色々やってるうちに、うっかりして全部吹っ飛ばした。ちくしょう。バックアップが壊れていて、良く見たら文字化けもしまくってて、どうにも使えねーとかいう恐ろしい罠が。SQLもさっぱり分からんしなあ。
 幸い、12/4にもバックアップを取っていたので、そこまでの巻き戻りで済んだわけですが。
 ここんとこ結構なペースで更新してたのになあ。まあ、新鯖移行の話ばかりだった気はするけど。…っと、そうか。最後に書いたエントリだけはAreaEditorのバックアップが残ってるな。んじゃこれだけ復活させとくか。はーやれやれ。ちくしょう。

 ということで、まあ、当分blogは今のシステムでいいかなあと思わなくもないが、バックアップがちゃんと書き戻せることも分かったので色々冒険出来るという考えも無いでもない。つーかやりそう。でも結構気力を失っているのも確かだが。
 phpMyAdminで作ったバックアップは何故か書き戻せなかった上に、文字化けして「あ縲怩イん」とかいう謎の人のコメントが何個か付いてたりする感じで色々とアレだったので、次に手を付ける時はWordPress Database Backupプラグインだけで何とかする方向で検討したい。こっちは正常に書き戻せた(と思う)ので。

 …と思ったけど、よくよく見たらちょくちょく化けてますな。めんどくせーからいいやもう(笑)。


新鯖がいよいよ本格的に働き始めた話(復刻版)


 思えば今まで物凄い勢いで放置していた新鯖だったが、ようやくメールの移行も一応は完了。あとはDNSの拡散待ち。
 まあ、ほとんどのメールサーバはゾーン情報更新直後から新鯖にメールを送ってきていたが。割とキャッシュされてないNSが多いのかな。まぐまぐとかは旧鯖に送ってるみたいだけど。ああいう大規模なとこが頻繁にlookupしてたらやばいしな。あと海外のSPAMは割と旧鯖に来る。国内のSPAMは新鯖に来る。NSの設定の違いなんだろうけど。個人向けだからーとか、帯域が違うからーとか、色々理由があるのかな。
 ともあれ、まずはキャッシュ期限切れ待ち。今の設定なら一週間のはずなんだけど、ちゃんと機能してくれるのか不安半分。

 んで、新鯖のrootのメールを受け取ってもいなかったので(笑)、受け取る。
 そして、新鯖の定例メールを読む。ほほー、何やら脆弱なモジュールの一覧が出てるぞ。すげー。Windows Updateみたいじゃーん。つーかportsで入れたソフト全部出てくれるから、あれより便利なんじゃねーの?
 というより、喜んでる場合じゃないです。さっさと何とかしろ俺。

 でも実のところよく分かってないので、検索しまくる。

 ふむふむ、freebsd-updateなんてのがあるのね。ベースシステムの更新ツールっぽい。了解。早速更新。バイナリ差分を使うらしいんでやたら早いな。
 続いてportsの更新だが、portsnapとかいうのがあったらしい。知らずに必死にcvsupで更新したような記憶があるが。とにかくportsnapを使っちまおう。extractで初期化すればきっと平気だろ。んでもってportsdb -uするのかな。よく分からんが。-Uuは遅いらしい。それやるなら-Fuにしとけ、らしい。まあ適当にやろう。
 続いてportupgradeだが、全然動かない。X11BASEがどうのこうのと出る。make.confにX11BASE=${LOCALBASE}を追加しろ、とのことだが。ディレクトリの環境変数かね。LOCALBASEってのは/usr/localのことっぽいな。つまりX11BASEってのがLOCALBASEに統合されて消滅したのかな。まあいいや。/etc/make.confがそれっぽいんで、末尾にそれを追加する。走る。オーケー。
 続いてportupgrade portupgradeとかやったら、何かportupgradeが利用不能になった。うっは。cd /usr/ports/ports-mgmt/portupgradeしてmake deinstallしてmake install cleanしたら立ち直ってくれた。オーケーオーケー。たぶん。
 続いて、えーと、portversionとか見てみるか。何か依存性壊れてるらしいぜ。pkgdb -Fで修復するらしいんで修復した。楽しいけど怖いです。作業終わった時に鯖が動かなくなったらどうしよう(笑)。
 続いてportupgradeをちまちま一つずつ試す。portupgrade php5辺りからやってみるか。って、いきなりインストールオプションを選ばされるぞ。めんどくせえ。意味分かんねえ。適当にやっちまえ。
 その後もどんどんportupgradeを掛けて、autoconfがダブってたのをpkg_deinstallしたりもして、一通りportaudit様の警告(メールで送られてきてたのはこれの仕事だったらしい)が出なくなったところで、気前良くportupgrade -aで全更新。一部失敗したが、何故か適当にやり直したら通った。よく分からん。

 ということで、ようやくすっきりする。こいつは楽だ。いや、何かものすごく手間が掛かった気もするけど、それでも今までと比べたら物凄く楽だ。まして、今後は相当楽なはずだ。多分portsnap fetch updateしてportsdb -uしてportupgrade -aで終わりなんじゃ。あとfreebsd-updateか。そういやスタティックリンクしちゃってる奴はportsupgrade -fしろとか出てたような。そういうの困るんですが(笑)。いやマジでマジで。そりゃ理屈は分かるけど。マジで勘弁してください。
 あとは強いて言えば、ApacheとかPHPとかでいちいちインストールオプションを選ばされるのもめんどくさいな。まあこっちはいいけどさ。


HDDの寿命とか


 だらだらネットを見てたら、「HDD十万台の実働状況から調べたけどもHDDの寿命に温度も稼働率もあんま関係ねーっぽいよ」ってGoogleが言ってたんだって?
 つーか、無駄に高温にならない限りは温度無関係、激しくアクセスしてもあまりアクセスしなくても無関係、って感じだったとか。うわー。んじゃあれだな、HDD外付け箱とか冷却重視にする意味ねーのか、ちくしょう(笑)。静音や省電力やお値段を重視した方が良かったのか。どうせ関係無いんなら。

 さらに、他の誰かの調べでは、RAID5もあんまり意味ねーよ、らしい。RAID1は意味ねーなと思ってたけど、5もかい。「RAID構成の一台が壊れる時は、他も壊れる率が超高い」って話らしい。ああ、まさにそれを踏みましたよ俺は!
 ってことで、RAIDで信頼性を上げようとするのはかなり微妙、という結論らしい。はっはっは。俺もそうじゃないかなーと思っていた。信頼性下げる方向なら簡単だけどな(笑)。

 さらにさらに、S.M.A.R.T.で前兆が出るケースもかなり少ないらしい。がーん。やはり、いきなり壊れるという覚悟は常に必要なのか。めんどくせー。
 あと、SATAでもSASでも民生用でもサーバ向け高級品でも、故障率の違いはよく分かんないくらいらしい。ハハハ。

 えーと。頑張れSSDってことで?
 正直、SSDが500GB三万円くらいになったら、HDDが2TBで二万円とかでもSSDに走る気がするな俺は。もうHDDは嫌だ。怖いんだ。いくら何でもお前ら壊れすぎなんだ。
 とか言ってると今度はSSDが壊れるんだよな(笑)。

 それより一歩進めて、次世代不揮発メモリがどれか一つでもブレイクスルーしたら世界は変わるんだろうか。
 不揮発なだけだと、省電力や高速起動くらいで落ち着く気もするな。大容量になって補助記憶を飲み込んでしまうようだと面白いけど。まあ無さそうか。
 仮に大容量化しても、いきなりワンレベルストレージってのは無いだろうし、FSはやっぱり当分は現状のツリー構造になるのかなあ。そこでWinFSが復活したら面白そうだけど(笑)。そして最後はワンレベル、か。夢物語ですね。しかもユーザーにとっては割とどうでもいい気が(笑)。